浜岡原発なうっ！ [TERRA日記]
今日の浜岡原発！
福島と違って原子炉建屋がコンクリート色なので地味ですが…。
朝7：40頃に出発したのに、R1とR150で思うようにペースが上げられなくて、到着したのが11時過ぎてしまったのでした。（高速使えば2時間程度で行けるんですけどね）
廃炉予定で既に停止いていた1号機･2号機（右側）、点検中で停止していた3号機（中央）、政府より停止要請を受けて冷温停止状態とされた4号機・5号機（左側）と、すべての原子炉が停止してしまいましたが、隣接する浜岡原子力館は元気に稼動しております。
平日ですが、駐車場にはまあまあの台数の車が来ていましたよ。
それよりも気がかりなのは中学生の集団の姿…。
社会化見学かな？
10人くらいずつのグループに分かれてうろちょろしています。
まぁ、気にせず行きましょう。
zoneA（アトリウム）に入ると、中学生たちが案内のお姉さんに何やら説明を受けていたので、集団を避けつつ目玉の『オムニマックスシアター』のチケットをもらいに行くと、次の上映が13：00![[がく～（落胆した顔）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
2時間近く待たなければいけないのか…。
もう15分ほど早く到着できていれば11：00からの上映分に間に合ったのだけど、仕方がない。
でも大丈夫！！
浜岡原子力館はじっくり見ると2時間でも足りないくらいに充実しているんです！！
とりあえずzoneB（ギャラリー）の貝殻細工をサクっと見て、zoneC（展示ゾーン）「エネルギー・環境」へ。
①ちょっとしたクイズが出されてます。
②船を操作して燃料（石油･石炭など）を一番多く輸入してる国を探すゲーム
③発電所→変電所→各家庭への送電を表したジオラマ
④パズルを完成させると原子炉が稼動してタービンが回転する模型
他にも展示物がありますが、とりあえずこれだけ紹介。
zoneD（展示ゾーン）「原子力発電のしくみ」に行くと、実物大の原子炉模型がどか~んと姿を現します。
冷温停止状態（左）と運転（臨界）状態（右）でこのように光の演出がありますよ。
中坊と比べると、その大きさがよくわかりますね。
炉心模型の奥へ回り込むと実物大の制御室模型もあります。
床にはコンクリートの隔壁の厚さを示すものが！？
zoneE「放射線･地震対策」とzoneF「原子燃料リサイクル｣のコーナー
⑤身の回りの放射線の紹介
⑥発電所内部のバーチャル体験コーナー
⑦このドラム缶の中に落ちると、ハルクになっちゃうよ！！
⑧MOX燃料の説明ゾーン
それぞれにミニゲームや映像説明、クイズなどがあって、全部をがっつり見ていくと相当時間がかかります。
体験コーナーで核燃料交換ミニゲームをやって表彰状をもらいました。
MOXコーナーには使用済み核燃料の運搬用特殊容器と車両の模型も…
エレベーターで展望台まで上がる途中には、エレベーター内から炉心模型が見えますよ。
展望台からはTOP写真のように浜岡原発が見渡せます。
先月行った美浜原発と違って、原子力館と原発が隣接しているのでよく見えます。
まぁ、事故があった場合にはこっちのが危険度は高いわけですが![[爆弾]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/154.gif)
西の方を見ると海岸沿いに巨大風車が立ち並んでいます。
浜岡風力発電所です。
遠州灘はだいたいいつも強い風が吹いているので、これを使わない手はないよね？ってことです。
原子力発電は休止させられちゃいましたが、風力発電でわずかばかりは補っています。
お昼になったので、一旦原子力館を出て、お土産やさんでカレーライス（380円）のランチ。
いわゆるレトルトカレーの味です![[わーい（嬉しい顔）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
オムニマックスの上映までまだ時間があったので、原子力館とは別棟の『新エネルギーホール』へ行ってみると、中坊たちに占領されていて何も遊べない…。
こちらは以前（2008年12月）来た時にだいたい遊んでいるので良しとしておきましょう。
原子力館に戻ってクイズシアターへ。
最大15（16？）人参加で行うクイズショーなんですが…
一人でやったので当然優勝！
優勝すると『次期所長候補』になれます![[たらーっ（汗）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
さて、今日のメインイベント『オムニマックスシアター』の時間がやってまいりました。
一番乗りです。
『オムニマックスシアター』っていうのは、プラネタリウムのような半球状の巨大スクリーンに映像を映し出すもので、無料で見ることが出来るんですよ。
ただし、各回150名の先着順となります。 ※zoneAに発券機があるので、見たい上映時間のものを指定して発券します。
現在は2本の映画（？）が上映されています。
4/1～9/30までの期間のプログラムです。
1本は30分強で1時間おきに順番に上映されます。
まず『いきものがたり』というのを見ました。
ザックリ言うと地球上のいろんな生物が数度の絶滅の危機に直面しながらも辛うじて生き延び、進化してきた歴史と、現在人間の文明による自然破壊で爆発的に絶滅種が増加していることを訴えています。
オムニマックスのスクリーンは顔を固定して目だけを動かして見える範囲ほぼ全てをカバーしているので、3D映像ではないのにめちゃくちゃリアルで、冒頭のシーンでは飛行機シミュレーターに乗ってるかのような錯覚を起こしてGまで感じてしまいました。
惜しむらくは、地デジの高精細映像に慣れてしまった目には、その若干ピンボケな映像がなんとももっさりしちゃって…![[ダッシュ（走り出すさま）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/164.gif)
もう一本が始まるまでに時間があったのでzoneFに行って高レベル放射性廃棄物の地層処分の様子を見るため、バーチャルエレベーター（実際には動かない…）で地下500mの世界へ。
あと、プルサーマルパークで裸眼3Dモニターによる核燃料の説明を見たり、MOX燃料の精製（再生）の様子をミニゲーム的なもので確認したりして時間を潰して…。
もう一つの映画『月の魔法とサンゴの海』を見ると…
所謂『ファインディング･ニモ』（というか『シャーク・テイル』のパクリ？）のような魚の世界の物語なんですが、本来90分から2時間程度あってしかるべき内容のものをわずか30分にぎゅうぎゅうに詰め込んじゃったりしたもんだから、シナリオめちゃくちゃで、展開が唐突。
お子様向けだからこれくらい短くてサクサクっと展開した方が良いのかもしれないけど、長編映画のダイジェストにしか見えないのでした。
zoneEからzoneAへ戻る通路に、ちょっと恐ろしい状態になっちゃってるけど、原子力館のマスコットキャラクターの『ゆうゆう』が居ます。
ライティングがちょっとおかしいね。
その横に机があってアンケート用紙があったので、せっかくだから答えておきました。
で、感想や意見を書いてインフォメーションに持っていくと景品がもらえると書いてあったので…
もらいましたが、特に「浜岡原発！」とか書いてあるわけでもなく…
4時間近く堪能しちゃいましたが、駐車場の猫警備員さんに挨拶して帰路へ着きました。
浜岡原子力館は入場無料です。
結構たっぷり楽しめますので、ここ目的で遊びに来てもいいんじゃないでしょうか？
詳しいことはこちらで↓
http://www.chuden.co.jp/hamaoka-pr/
福島と違って原子炉建屋がコンクリート色なので地味ですが…。
朝7：40頃に出発したのに、R1とR150で思うようにペースが上げられなくて、到着したのが11時過ぎてしまったのでした。（高速使えば2時間程度で行けるんですけどね）
廃炉予定で既に停止いていた1号機･2号機（右側）、点検中で停止していた3号機（中央）、政府より停止要請を受けて冷温停止状態とされた4号機・5号機（左側）と、すべての原子炉が停止してしまいましたが、隣接する浜岡原子力館は元気に稼動しております。
平日ですが、駐車場にはまあまあの台数の車が来ていましたよ。
それよりも気がかりなのは中学生の集団の姿…。
社会化見学かな？
10人くらいずつのグループに分かれてうろちょろしています。
まぁ、気にせず行きましょう。
zoneA（アトリウム）に入ると、中学生たちが案内のお姉さんに何やら説明を受けていたので、集団を避けつつ目玉の『オムニマックスシアター』のチケットをもらいに行くと、次の上映が13：00
2時間近く待たなければいけないのか…。
もう15分ほど早く到着できていれば11：00からの上映分に間に合ったのだけど、仕方がない。
でも大丈夫！！
浜岡原子力館はじっくり見ると2時間でも足りないくらいに充実しているんです！！
とりあえずzoneB（ギャラリー）の貝殻細工をサクっと見て、zoneC（展示ゾーン）「エネルギー・環境」へ。
①ちょっとしたクイズが出されてます。
②船を操作して燃料（石油･石炭など）を一番多く輸入してる国を探すゲーム
③発電所→変電所→各家庭への送電を表したジオラマ
④パズルを完成させると原子炉が稼動してタービンが回転する模型
他にも展示物がありますが、とりあえずこれだけ紹介。
zoneD（展示ゾーン）「原子力発電のしくみ」に行くと、実物大の原子炉模型がどか~んと姿を現します。
冷温停止状態（左）と運転（臨界）状態（右）でこのように光の演出がありますよ。
中坊と比べると、その大きさがよくわかりますね。
炉心模型の奥へ回り込むと実物大の制御室模型もあります。
床にはコンクリートの隔壁の厚さを示すものが！？
zoneE「放射線･地震対策」とzoneF「原子燃料リサイクル｣のコーナー
⑤身の回りの放射線の紹介
⑥発電所内部のバーチャル体験コーナー
⑦このドラム缶の中に落ちると、ハルクになっちゃうよ！！
⑧MOX燃料の説明ゾーン
それぞれにミニゲームや映像説明、クイズなどがあって、全部をがっつり見ていくと相当時間がかかります。
体験コーナーで核燃料交換ミニゲームをやって表彰状をもらいました。
MOXコーナーには使用済み核燃料の運搬用特殊容器と車両の模型も…
エレベーターで展望台まで上がる途中には、エレベーター内から炉心模型が見えますよ。
展望台からはTOP写真のように浜岡原発が見渡せます。
先月行った美浜原発と違って、原子力館と原発が隣接しているのでよく見えます。
まぁ、事故があった場合にはこっちのが危険度は高いわけですが
西の方を見ると海岸沿いに巨大風車が立ち並んでいます。
浜岡風力発電所です。
遠州灘はだいたいいつも強い風が吹いているので、これを使わない手はないよね？ってことです。
原子力発電は休止させられちゃいましたが、風力発電でわずかばかりは補っています。
お昼になったので、一旦原子力館を出て、お土産やさんでカレーライス（380円）のランチ。
いわゆるレトルトカレーの味です
オムニマックスの上映までまだ時間があったので、原子力館とは別棟の『新エネルギーホール』へ行ってみると、中坊たちに占領されていて何も遊べない…。
こちらは以前（2008年12月）来た時にだいたい遊んでいるので良しとしておきましょう。
原子力館に戻ってクイズシアターへ。
最大15（16？）人参加で行うクイズショーなんですが…
一人でやったので当然優勝！
優勝すると『次期所長候補』になれます
さて、今日のメインイベント『オムニマックスシアター』の時間がやってまいりました。
一番乗りです。
『オムニマックスシアター』っていうのは、プラネタリウムのような半球状の巨大スクリーンに映像を映し出すもので、無料で見ることが出来るんですよ。
ただし、各回150名の先着順となります。 ※zoneAに発券機があるので、見たい上映時間のものを指定して発券します。
現在は2本の映画（？）が上映されています。
4/1～9/30までの期間のプログラムです。
1本は30分強で1時間おきに順番に上映されます。
まず『いきものがたり』というのを見ました。
ザックリ言うと地球上のいろんな生物が数度の絶滅の危機に直面しながらも辛うじて生き延び、進化してきた歴史と、現在人間の文明による自然破壊で爆発的に絶滅種が増加していることを訴えています。
オムニマックスのスクリーンは顔を固定して目だけを動かして見える範囲ほぼ全てをカバーしているので、3D映像ではないのにめちゃくちゃリアルで、冒頭のシーンでは飛行機シミュレーターに乗ってるかのような錯覚を起こしてGまで感じてしまいました。
惜しむらくは、地デジの高精細映像に慣れてしまった目には、その若干ピンボケな映像がなんとももっさりしちゃって…
もう一本が始まるまでに時間があったのでzoneFに行って高レベル放射性廃棄物の地層処分の様子を見るため、バーチャルエレベーター（実際には動かない…）で地下500mの世界へ。
あと、プルサーマルパークで裸眼3Dモニターによる核燃料の説明を見たり、MOX燃料の精製（再生）の様子をミニゲーム的なもので確認したりして時間を潰して…。
もう一つの映画『月の魔法とサンゴの海』を見ると…
所謂『ファインディング･ニモ』（というか『シャーク・テイル』のパクリ？）のような魚の世界の物語なんですが、本来90分から2時間程度あってしかるべき内容のものをわずか30分にぎゅうぎゅうに詰め込んじゃったりしたもんだから、シナリオめちゃくちゃで、展開が唐突。
お子様向けだからこれくらい短くてサクサクっと展開した方が良いのかもしれないけど、長編映画のダイジェストにしか見えないのでした。
zoneEからzoneAへ戻る通路に、ちょっと恐ろしい状態になっちゃってるけど、原子力館のマスコットキャラクターの『ゆうゆう』が居ます。
ライティングがちょっとおかしいね。
その横に机があってアンケート用紙があったので、せっかくだから答えておきました。
で、感想や意見を書いてインフォメーションに持っていくと景品がもらえると書いてあったので…
もらいましたが、特に「浜岡原発！」とか書いてあるわけでもなく…
4時間近く堪能しちゃいましたが、駐車場の猫警備員さんに挨拶して帰路へ着きました。
浜岡原子力館は入場無料です。
結構たっぷり楽しめますので、ここ目的で遊びに来てもいいんじゃないでしょうか？
詳しいことはこちらで↓
http://www.chuden.co.jp/hamaoka-pr/
よっすぃ〜と さん
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この前行った美浜原発のそれとは違いかなり充実しているみたいですね～。
随分と楽しんできたみたいですね（＾ｕ＾）
by 半世紀少年 (2011-05-18 23:28)
税金で運営しているんでしょうかね、電気料金だけじゃ無理そうかな。
払っている以上見に行かねばね。
by noriho- (2011-05-18 23:29)
小学生の時に行ったのですがぁ…別の場所みたい？オムニマックスシアター？絶対に無かったですよ。こんど是非なかに入ってみます。
by hanamura (2011-05-19 05:22)
原発停止になると この施設も停止？
by lucky13 (2011-05-19 09:18)
4時間も遊べるなんて素敵なテーマパークですね。
by yosi (2011-05-19 16:14)
以前行ったときは御前崎へ行く途中にちょっと寄っただけだったので、今回はじっくりみっちり見て遊んできました。
高速使えば近いので、御家族で遊びに行くのもいいんじゃないでしょうか？ ＞半世紀少年さん
by よっすぃ〜と (2011-05-19 16:51)
原子力事業はある種国策なので税金の投入と言うのも考えられなくはないですね。
でも、日本の電気代は競争が無い分世界一高いそうで、その辺から推察すると、こういった施設の維持運営費を既に電気代から徴収されていると考えられなくもないです。
いずれにせよ、行かなきゃ損かも？(>_<) ＞noriho-さん
by よっすぃ〜と (2011-05-19 16:56)
施設はかなり綺麗なので、わりと最近この形態になったんじゃないでしょうかね？
今度静岡に帰った時にぜひ行ってみて下さい。 ＞hanamuraさん
by よっすぃ〜と (2011-05-19 17:02)
浜岡の3、4、5号機は一応津波などの災害対策が整ったら再始動するつもりではいるはずなので、休館とか廃館をするつもりはないと思いますよ(^^;
ただ、原子炉が停止しても、その維持には相当な費用もかかると思うので、どうなっちゃうかな(>_<) ＞lucky13さん
by よっすぃ〜と (2011-05-19 17:09)
別館の新エネルギーホールの方も堪能すると4時間では済まないですね(^^
ちなみに『新エネルギー』とは火力・水力・原子力以外の発電エネルギーの事で、主に風力や太陽光のことを言ってますよ。 ＞yosiさん
by よっすぃ〜と (2011-05-19 17:13)