田んぼダイビング

昨日（9/4）の朝、いつもの如く田んぼ道をのんびりユニ子で走って行くと、ちょうど田んぼの真ん中の信号の無い交差点の角で二台の車が田んぼの中に落下していました。

一台は白いタクシー、もう一台は黒いラクティスらしき小型車。

説明が難しいので、まずは下の図を見てください。

中央の赤い十字の所が二台の落下ポイントです。

オレンジの矢印が僕の通勤ルートです。



この時間、K48の東（R1）方向は大渋滞で、R1との交差点から名鉄線の高架付近まで車が連なっているので、落下ポイントの北にある信号（歩行者用の押しボタン信号です）から田んぼルートに入り、落下ポイントの交差点を曲がって僕の進行方向の逆向きに走ってくる車が多いです。

だから、そういう車とK48に出ようと北上してきた車が激突したのだとその時は思っていたのですが…

よくよく考えると、落下ポイントと車の向き（二台とも北向きだった）からすると、黒い矢印が黒い小型車、白い矢印がタクシーの進行方向だったのだろうと推測されます。

名鉄の高架付近の信号の無い交差点からも渋滞を避けて田んぼ道に入ってくる車が多いし、僕の通勤ルートの細い高架下（3ナンバー車でも勇気と技術があれば通過可能な幅です）を抜けてくる車も意外と多いので、黒い車はそのどちらかでしょう。



で、落下ポイントの交差点ですが、道幅はほぼ同じ（わずかに南北方向のほうが太いかな？といったところ）だし、どちらにも停止線はありません。

なので、ルール的には優先権は進行方向の左から来る車…つまり、黒い矢印の方に優先権があります。

ですが、この交差点にはローカルルールが存在しており、何故か南北方向の道に優先権が与えられてしまっています。

なので、どちらもが優先権があると思って止まったりスピードを緩めたりすることをしなかったという、譲り合いの精神の欠如がもたらした悲劇と言えるでしょう。



警察的な観点でいけば、おそらく白い矢印＝タクシー側の過失割合が多くなると推測されますがぁ…。

それよりも僕が気になったのは、田んぼの被害です。

ダメになった稲の損害賠償もやっぱ請求されるんだよね？





　


話はガラリと変わって…




昨日（9/4）は名古屋、今日は関東方面で豪雨被害が出ていましたが、台風17号は熱低になってからの方が大きな被害をもたらしたようです。



昨日は幸いにも、朝・夕の通勤時間には降られずに済んだ（家に着いた直後に激しい雨が降ってましたがぁ）のでカッパマンへの変身は無かったのですが、終業30分前に雨の轟音が鳴り響いてた時には焦って雨雲レーダーをチェックしちゃいましたよ。

その時に名古屋から岐阜にかけて100mm以上の降雨量を示す赤色に表示されていたので、冠水被害とか出てんだろうな～とは思っていましたが、帰ってニュースを見たら予想以上の冠水レベルに驚きました。

あれだけの雨が奥三河山中に降ってくれれば、カラッカラに干上がっちゃってる宇連ダムも潤うんじゃないかと思うのですが、世の中そんなにうまくいかないものなんですよね。



ちなみに会社の人の話では、昨日の夜、うちから割と近い所でも冠水があって、R1が動かなくなってたらしいです。
総雨量的にはそんなに多くは無いと思うのですが、短時間に激しく降るのを繰り返していたので、岡崎でもちょこちょことそういった交通被害も出てたようです。



なんだか、最近の雨は風情が無くていけません。

“秋の長雨”なんてものは、シトシトいつまでも降って切ない気分にさせてくれるから、風情とか情緒とかをもたらしてくれるのに…。

人間に情緒が無くなっちゃったから、自然も情緒なんてものは無視してんのかな

タグ：冠水 譲り合い 交通事故 優先権 豪雨被害

コメント 2

確かに最近の気候に情緒は無いですね
季節ごとの風情、何処に行ってしまったのでしょうね
人の心も余裕が無くなってしまったのですかねぇ
by さる１号 (2013-09-06 06:25) 

暑いのも、豪雨とか竜巻とかも、なんだかダイナミックになっちゃって、そんなとこまでアメリカナイズしなくてもイイのに(>_<)
　＞さる1号さん
by よっすぃ〜と (2013-09-07 21:02)