お伊勢参り'14【参拝編】 [400X日記]
1/24(金)
昨日の続きで、本題のお伊勢参りのレポですよ。
ちなみに、“伊勢神宮”というのは内宮=皇大神宮と外宮=豊受大神宮のそれぞれの正宮・別宮をはじめ、125のお宮・お社からなる一帯の事を言います。
全部をまわるには何日もかかるでしょうね
まずは外宮へ
二見浦からR42→R23南勢バイパス→K22→K37と繋いで外宮の前まで行ったのですが、複雑な道路状況のせいで上手く駐車場に入ることができず一旦内宮の方向へ行かされてしまったので、次の信号でUターンしてなんとか駐車場へ。
11:40 伊勢神宮・外宮に到着。
内宮と比べたら人は少ないと思うけど、それでも平日だというのに結構な人が居ますね~。
外宮=豊受大神宮の正宮の祭神は“豊受大神”(とようけのおおかみ)です。
遷宮したのは内宮の方だけかと勝手に思い込んでいたのだけど、こちらも新しくなってたのですね。
真新しい木肌が、輝く金色のお社の様で、一段と神々しく見えましたよ。
“豊受大神”は食物・穀物の女神なので、食べることに困らないようにお祈りいたしませう。
伊勢神道において“豊受大神”は天之御中主神・国常立神と同神であり、この世に最初に現れた始源神であるので、“豊受大神”を祀る外宮は内宮よりも立場が上とのことです。
参拝の順番として、先に外宮、後に内宮を参るのはそういうことからなのかしら?
外宮には正宮の他に、“土宮”、“風宮”、“多賀宮”という別宮がありますが、それらはササッとまわっちゃったので省略いたします。
いちおう説明しておくと、“土宮”には大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)、“風宮”には級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)の2柱、“多賀宮”には“豊受大神”の荒御霊が祀られています。
『荒御霊』っていうのは神様の恐ろしい一面=祟り神のことで、わかりやすい例でいうと「もののけ姫」のしし神が首をはねられて“でーだらぼっち”という祟り神に変化しましたが、ああいった感じと思ってください。
神様も人を救うだけでなく祟りも与えるものだという事です。
そうそう、別宮も正宮と同じくお社の建てられている場所の隣に同じ広さのさら地(小さなお社が置かれているけど)があり、正宮と同様に遷宮するようです。
ただ、正宮と一緒に遷宮するわけではなさそうで、多賀宮は新しくなっていたけど、土宮と風宮は前回と変わらない建物でした。
ちゃちゃ~っと内宮へ移動しちゃおうと思っていたのだけど、せっかくなので『せんぐう館』なるものを覗いてみることにしました。入館料は300円です。
館内は撮影禁止ということで写真は無しですが、伊勢神宮で行われる神事とか、式年遷宮の様子とかの説明とか資料・展示物が取り揃えられ、目玉は「外宮正殿原寸大模型(といっても左側面部のみ)」と「外宮殿舎配置模型」という巨大ジオラマになります。
じっくり見たら1~2時間は楽しめそうな展示内容なので、外宮を訪れた際に時間に余裕があるのであれば寄って行かれることをお勧めします。
入館証には絵葉書も付随しています。
『せんぐう館』とL字型に連立している休憩所は“まがたま池”を囲うように建てられているので、“まがたま池”をぼんやり眺めて休憩するのも良いですよ。
さて、お昼をだいぶ過ぎてしまったので内宮へ移動。
この時期、宇治橋の大鳥居正面の駐車場の方へは一般乗用車の進入が禁止されてるようで、K32を走って行くと“宇治蒲田”交差点に誘導員がいて、一般乗用車は真っ直ぐ行け!と指示されています。
でも、バイクはバスやタクシーと一緒に右折して伊勢街道(R23)に入っていくことができますよ。
12:45 内宮に到着!
大量の自転車でシャンブロくんの置き場所に困りましたが、ハヤブサくんの隣にムリクリねじ込みました。
内宮=皇大神宮は、日本の最高神である“天照大御神”を祭神とする、正に伊勢神宮の中心地です。
現世と隔てるようにして流れる五十鈴川を渡って神の住まう地へ
さすがに内宮の方は参拝客が多いですけど、やはり平日なので全然自由に動き回れます。
1月下旬とはいえ土日は大変混雑するものと思われますので、できれば平日に行かれることをオススメしますよ。
一応、手水舎もありますが、皇大神宮では五十鈴川でお浄めをするというのが正式な作法(?)なので、五十鈴川の御手洗場へ
水の透明度が高くて水面がよくわからなかったので、思い切り川に手を突っ込んじゃって焦った
前回訪れた際には工事中で通れなかった「風日祈宮御橋(かざひのみのみやみはし)」を渡っていくと、他の人の通行を妨げるように集合写真を撮る若い中国人の女の子たちがうっとおしい
橋を渡り終える頃に向こうからやってきた女の子たちも中国人かと思ったら、謎の言語をしゃべっていた。
ロシア語かな?
顔立ちはモンゴロイドだったので、もしかしたらモンゴル人かも?
別宮・風日祈宮(かざひのみのみや)
祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)の2柱。
「風雨を掌られると伝える神」だそうです。
前回訪れた際には橋の工事の関係で参拝しなかった(迂回路があったとは思いますが)ので、今回は足を運びましたよ。
遷宮される前、つまり前回訪れた際には、この奥の方に正宮がありましたが…
新しくなった正宮はこちら。
いっぱい人が居ますね~。
豊受大神宮の正宮と同様、真新しい木肌が神々しく輝いていますよ
最高神のパワーを、ほんの少し分けていただきましょう!
どうかな?
運気は良くなったかな?
もちろん、荒御霊を祀る別宮の“荒祭宮”もお参りしますよ。
こちらも新しくなってます。
正宮から荒祭宮へ通ずる道の傍らには、“御稲御倉”と“外幣殿”という建物もありますが、これらも正宮・別宮と共に新しくなっていました。
お守りを買って、散策しながら宇治橋まで戻りましょう。
ポカポカしていて、真冬装備で歩き回ったら汗だくになっちゃったなぁ~
靴擦れではないんだけど、足も痛くなってきちゃったよ~。
でも、「疲れた~!」って感じではない。
これも、神の為せる業なのか?
ゲゲッ! もう13:35だべ!!
ランチにしよう! ランチに
ってなわけで、【参拝編】はここまで
次回 【帰還編】もよろしこ~
ちなみに、2010年のお伊勢参りレポートはこちら↓
http://chunen-rider51.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24
昨日の続きで、本題のお伊勢参りのレポですよ。
ちなみに、“伊勢神宮”というのは内宮=皇大神宮と外宮=豊受大神宮のそれぞれの正宮・別宮をはじめ、125のお宮・お社からなる一帯の事を言います。
全部をまわるには何日もかかるでしょうね
まずは外宮へ
二見浦からR42→R23南勢バイパス→K22→K37と繋いで外宮の前まで行ったのですが、複雑な道路状況のせいで上手く駐車場に入ることができず一旦内宮の方向へ行かされてしまったので、次の信号でUターンしてなんとか駐車場へ。
11:40 伊勢神宮・外宮に到着。
内宮と比べたら人は少ないと思うけど、それでも平日だというのに結構な人が居ますね~。
外宮=豊受大神宮の正宮の祭神は“豊受大神”(とようけのおおかみ)です。
遷宮したのは内宮の方だけかと勝手に思い込んでいたのだけど、こちらも新しくなってたのですね。
真新しい木肌が、輝く金色のお社の様で、一段と神々しく見えましたよ。
“豊受大神”は食物・穀物の女神なので、食べることに困らないようにお祈りいたしませう。
伊勢神道において“豊受大神”は天之御中主神・国常立神と同神であり、この世に最初に現れた始源神であるので、“豊受大神”を祀る外宮は内宮よりも立場が上とのことです。
参拝の順番として、先に外宮、後に内宮を参るのはそういうことからなのかしら?
外宮には正宮の他に、“土宮”、“風宮”、“多賀宮”という別宮がありますが、それらはササッとまわっちゃったので省略いたします。
いちおう説明しておくと、“土宮”には大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)、“風宮”には級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)の2柱、“多賀宮”には“豊受大神”の荒御霊が祀られています。
『荒御霊』っていうのは神様の恐ろしい一面=祟り神のことで、わかりやすい例でいうと「もののけ姫」のしし神が首をはねられて“でーだらぼっち”という祟り神に変化しましたが、ああいった感じと思ってください。
神様も人を救うだけでなく祟りも与えるものだという事です。
そうそう、別宮も正宮と同じくお社の建てられている場所の隣に同じ広さのさら地(小さなお社が置かれているけど)があり、正宮と同様に遷宮するようです。
ただ、正宮と一緒に遷宮するわけではなさそうで、多賀宮は新しくなっていたけど、土宮と風宮は前回と変わらない建物でした。
ちゃちゃ~っと内宮へ移動しちゃおうと思っていたのだけど、せっかくなので『せんぐう館』なるものを覗いてみることにしました。入館料は300円です。
館内は撮影禁止ということで写真は無しですが、伊勢神宮で行われる神事とか、式年遷宮の様子とかの説明とか資料・展示物が取り揃えられ、目玉は「外宮正殿原寸大模型(といっても左側面部のみ)」と「外宮殿舎配置模型」という巨大ジオラマになります。
じっくり見たら1~2時間は楽しめそうな展示内容なので、外宮を訪れた際に時間に余裕があるのであれば寄って行かれることをお勧めします。
入館証には絵葉書も付随しています。
『せんぐう館』とL字型に連立している休憩所は“まがたま池”を囲うように建てられているので、“まがたま池”をぼんやり眺めて休憩するのも良いですよ。
さて、お昼をだいぶ過ぎてしまったので内宮へ移動。
この時期、宇治橋の大鳥居正面の駐車場の方へは一般乗用車の進入が禁止されてるようで、K32を走って行くと“宇治蒲田”交差点に誘導員がいて、一般乗用車は真っ直ぐ行け!と指示されています。
でも、バイクはバスやタクシーと一緒に右折して伊勢街道(R23)に入っていくことができますよ。
12:45 内宮に到着!
大量の自転車でシャンブロくんの置き場所に困りましたが、ハヤブサくんの隣にムリクリねじ込みました。
内宮=皇大神宮は、日本の最高神である“天照大御神”を祭神とする、正に伊勢神宮の中心地です。
現世と隔てるようにして流れる五十鈴川を渡って神の住まう地へ
さすがに内宮の方は参拝客が多いですけど、やはり平日なので全然自由に動き回れます。
1月下旬とはいえ土日は大変混雑するものと思われますので、できれば平日に行かれることをオススメしますよ。
一応、手水舎もありますが、皇大神宮では五十鈴川でお浄めをするというのが正式な作法(?)なので、五十鈴川の御手洗場へ
水の透明度が高くて水面がよくわからなかったので、思い切り川に手を突っ込んじゃって焦った
前回訪れた際には工事中で通れなかった「風日祈宮御橋(かざひのみのみやみはし)」を渡っていくと、他の人の通行を妨げるように集合写真を撮る若い中国人の女の子たちがうっとおしい
橋を渡り終える頃に向こうからやってきた女の子たちも中国人かと思ったら、謎の言語をしゃべっていた。
ロシア語かな?
顔立ちはモンゴロイドだったので、もしかしたらモンゴル人かも?
別宮・風日祈宮(かざひのみのみや)
祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)の2柱。
「風雨を掌られると伝える神」だそうです。
前回訪れた際には橋の工事の関係で参拝しなかった(迂回路があったとは思いますが)ので、今回は足を運びましたよ。
遷宮される前、つまり前回訪れた際には、この奥の方に正宮がありましたが…
新しくなった正宮はこちら。
いっぱい人が居ますね~。
豊受大神宮の正宮と同様、真新しい木肌が神々しく輝いていますよ
最高神のパワーを、ほんの少し分けていただきましょう!
どうかな?
運気は良くなったかな?
もちろん、荒御霊を祀る別宮の“荒祭宮”もお参りしますよ。
こちらも新しくなってます。
正宮から荒祭宮へ通ずる道の傍らには、“御稲御倉”と“外幣殿”という建物もありますが、これらも正宮・別宮と共に新しくなっていました。
お守りを買って、散策しながら宇治橋まで戻りましょう。
ポカポカしていて、真冬装備で歩き回ったら汗だくになっちゃったなぁ~
靴擦れではないんだけど、足も痛くなってきちゃったよ~。
でも、「疲れた~!」って感じではない。
これも、神の為せる業なのか?
ゲゲッ! もう13:35だべ!!
ランチにしよう! ランチに
ってなわけで、【参拝編】はここまで
次回 【帰還編】もよろしこ~
ちなみに、2010年のお伊勢参りレポートはこちら↓
http://chunen-rider51.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24
邪魔に思うほどに外国の方が多いのですね
静かに参拝するなら朝早めにいくしかないのかな
by さる1号 (2014-01-26 07:59)
平日でもたくさんの人がいらしてますね。
運気が上がると良いですね^^
by はなぶく宇宙人 (2014-01-26 09:22)
平日でも参拝者が多いですね〜
昨日、鳥羽に行きましたが安納SAは大混雑(^^;;
伊勢神宮の近くは交通規制してました。
by るぐっちぃ (2014-01-26 10:54)
他の観光地と比べたら外国人は少ない印象ですけど、若いアジア系はちょっとマナーが悪いですね(^^;
>さる1号さん
これでも、思ってたよりは少な目な感じですね。
前回は初夏に行ったのに、もう少し多かったような気がします。
>はなぶく宇宙人さん
土日はやはり混雑がスゴイでしょうね(^^;
電車もすごいんだろうな~。
>るぐっちぃさん
by よっすぃ〜と (2014-01-26 19:28)
何年か前に会社の同僚とツーリングに行きましたが、伊勢神宮は本当に人が多かったです。
桜の時期を逃して、散ってしまったあとだったのですが、満開の時だったらもっとすごかったでしょうねえ。
以前は正宮までけっこう歩きましたよね。
同僚の1人は革ツナギ着て、峠で膝擦りでもするのか?て格好で来たものだから、歩くのにヒイヒイ言ってましたよ。
by nozzy (2014-01-26 23:04)
初めて行った時は電車だったのですが、三が日では無かったけど日曜だったので、参道を歩くにも相当苦労した記憶があります。
遷宮で50mくらい近くなったとはいえ、宇治橋から正宮までは結構距離ありますからね(^^;
>nozzyさん
by よっすぃ〜と (2014-01-27 17:19)