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ゼロ、ZERO、零、0 [映画談義]

月曜日はシネプレックスのメンズデイなので、急に思い立って映画を見に行きました。


『ゼログラビティ』も見たい映画の一つだったのですが、年末から“見なくちゃ!”と思ってた『永遠の0』がまだやってたので、そちらをチョイス。

2時間半の大作ですが、全然長さは感じません。
そして、涙が止まりません。

ヤバイっす。

零戦の空戦シーンが目当てだったのだけど、正直、そんなのどうでもイイ。

むしろ、空戦無くてもイイくらい…とは言い過ぎか?



“生きる”

その事の大切さをテーマとしている。

“生きる”とは自分の為ならず!

たとえ、それがどんな形であっても、“生きる”ことで大切な人を守ることができるんだということ。

まだ見てない人の為に答えは伏せておきますけど、いろんなことが繋がって“生きる”の意味がわかった時に、とめどなく涙が溢れてきて参りました。



この話は、特攻で戦死した実の祖父の本当の姿を追い求める青年の物語です。

僕の母方の祖父も水兵としてフィリピン沖で若くして戦死しています。

かれこれ20年くらい前になりますが、岡崎の遺族会でフィリピン沖の戦没地への旅行の話が舞い込んできた時に僕はもの凄く行きたくてしかたなかったのだけど、肝心の祖母が「遠く(海外)に行くのは嫌!」という一言で終わってしまったので、大戦の映画を見る度に「なんであの時、一人でも行く!」と言わなかったのだろうか?と悔やまれてしかたないのです。

20代の頃は、とにかく行動力に欠けていたな~



うちの祖母は祖父の事を「お国の為に働いた立派なお方」と崇めているのは知っていますが、実際のところ戦死の報告を受けた時はどんな気持ちだったのだろう?

その後、女手一つで二人の娘を育ててきた祖母は、どんな思いをしてきたのだろう?

そして、祖父はどんな人物だったのだろう?



この映画は、自分の家族とシンクロする部分があって、他人事ではないというか、ただの“物語”ではないと感じてしまいます。



甘えまくってきた人生…

しっかりしないとな[たらーっ(汗)]



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コメント 4

はなぶく宇宙人

“生きる”の意味
かけがえのないものを得られたようですね。
「甘えまくってきた人生…」
そうありますが、わたし自身も同じくです。
観に行かなくちゃ^^
by はなぶく宇宙人 (2014-01-27 18:10) 

さる1号

観に行かねばと思いながらまだ見てないです
急がないと・・・
by さる1号 (2014-01-28 12:07) 

nozzy

うちはわたしが高校生のときまで、父方も母方も祖父母が健在でした。
いずれも前線に送られなかったおかげなんですが。
しかし、父方の祖父は満州で生まれ育ったので、数奇な運命をたどったようです。

戦争物の映画で泣かされたことは、記憶にないような…
と思ったら、スピルバーグの『太陽の帝国』も一応は戦争物だったかな。
そういう、あったかい気持ちで泣かされる映画ならぜひ観に行きたいですね。
by nozzy (2014-01-28 12:14) 

よっすぃ〜と

いろいろと考えさせられるものがあります。
ぜひ観てくださいね。
 >はなぶく宇宙人さん

もう、けっこう長くやってますが、終わっちゃう前に観に行ってくださいね。
 >さる1号さん

満州に居た人も、また違った苦労をされてきたのでしょうね。
『太陽の帝国』もじんわりくる映画でしたね~。レーザーディスク持ってますよ(^^;
 >nozzyさん
by よっすぃ〜と (2014-01-28 17:57) 

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