SSブログ

レヴォーグ乗ってみた [自動車談義]

6/28() [曇り]

先週の日曜の夕方には二時間待ちと言われて断念したレヴォーグの試乗だけれど、今日は朝一に行ったのでわりとすぐに乗ることができたぜよ。
140622.jpg
レヴォーグには1.6Lのターボと2.0Lのターボがラインナップされていますが、試乗車は1.6Lの方ざんす。

普通の車だと排気量の大きい方が主力となるのだけれど、レヴォーグに関しては1.6の方が主力となる珍しいパターンですね。
これもecoの時代を象徴していますが、それこそ、この車種に2.0Lターボ300psなんて不要だと思っているので、1.6Lだけでも良かったんじゃないですかね?SUBARUさん。


 
さぁ、乗り込んでみよう!

D形状のスポーツハンドルがやけにやる気満々だし、シフトパドルやSiモードの切り換えなど、やたらめったらスイッチがいっぱい付いている。
う~ん、ごちゃごちゃしすぎ。
ただ、比較的小径でグリップの太目なハンドルはかなり好みな感じ。

スマートキーなので、鍵を挿すところなどは無い。
通常は、ポケットやバッグに忍ばせておけば良いというわけですね。
エンジンはボタンを押すだけで始動。
とても静かです。

正面メーターやセンターコンソール上部の情報モニターなどがカラフルで今時な感じはするけど、立体的な造形のスピード/タコメーターも合わせて若干子供っぽい感じがします。
昭和なおじさんにはシンプルな方が好ましいので[たらーっ(汗)]
あと、メーターパネルのセンターとハンドルのセンターがオフセットされてるので、左側のタコメーター上部にハンドルが被っちゃうのが気になるね。

ATシフトノブは前後に一直線に動かすタイプで、ちと残念。
ドルヒン号(BP/BLレガシィ)みたいに折れ曲がったゲート式の方が好きだな。

パーキングブレーキは電気式(グレードによる)で、シフトノブの後方に付いているスイッチでON/OFFする。
見た目スッキリしてて良いけど、これだとサイドターンはできないな。
やる必要もないけど[爆弾]

そっと動き出してみるが、2.0Lターボのドルヒン号よりも少ない開度のアクセル操作でスルスルと走り出してしまう感じ。
車重はドルヒン号(BP/BLレガシィ)と同等かむしろ重いかもしれないはずなんだけど、軽く感じられてしまうのがスゴイな。

大通りから外れて住宅地を抜け、堤防沿いの道に出るところで「(アクセルを)踏んじゃってイイですよ。」と言われましたが、一応S(スポーツ)モードに切り換えはしたものの、そんなにガツンと踏むわけにもいかず3~4割程度で踏み込んでみると、全然十分以上な加速をしてくれます。
ドルヒン号と比較しても見劣りしないというか、逆にパワフルにさえ感じてしまいますよ。
10年の技術進歩はさすがにスゴイな~。

サスペンションは若干柔らかめだけど、フワフワした感じは無くスポーティさは失われていないもよう。
スポーティさを失った現行レガシィと比べたらはるかにレガシィらしいと言えそう。
ちなみに、どういう仕組みかは知らないが、低速ではソフトに、高速では引き締まるような足だという。

パワステも車速に応じて重さが変化するようになってるそうだけど、全体的にやや重めな感じだし、ハンドリングもドルヒン号同様に比較的クイックな方(BP/BL時代はターボ車がクイックレシオで、ノンターボ車はスローな設定だった)なので、非常に僕好みである。

ブレーキも僕好みで、ドルヒン号同様ストロークよりは踏力で効かせる感じなところがレガシィの正統な後継車といった感じがします。

再び市街地へ戻ってきて、路駐の車を避けるためにセンターラインをちょっとはみ出すと、「はみ出し警報」が鳴りました。
おお!これが進化版アイサイトの機能か!!
この機能の本来の用途は、高速道路走行時などの車線キープを促すのが目的ですが、「むやみに反対車線にはみ出すんじゃないよ!」という戒めの役割も果たしてますね。
※ちなみに、高速走行時のレーンキープでは、警報だけでなくステアリング操作もアシストされるそうです。

さすがに公道で「ぶつからない!」を試すことはできませんが、アイサイトの片りんをちゃんと体験して試乗終了。
めっちゃよかった~。
ドルヒン号から乗り換えるとしたら最も違和感なく移行できるだろうから、次期FXへ赤丸急上昇な感じです。

ただ、セールスさんにも言ったけど、「1.5Lだったらよかったのに!」って感じです。
この100ccの違いで税金が大きく変わってきますからね[猫]
セールスさんの言い分としては、「そういう意見も多いけど、その100ccによる走りの違いが大きいんです。」とのこと。
レヴォーグやインプレッサといった車種にとって、スポーティさを維持するためには譲れない一線なのだそうだ。

あとね、車両価格も排気量からすると高目なところもネックだよね。
1.6Lターボで2.0LターボのBP/BLレガシィと同じ価格レベルだもんね。
アイサイトなどのハイテク満載だからドルヒン号と同じ目線で見ちゃいけないのはわかるけど、予算的になかなか難しいところになってきちゃいます。
まぁ、いわくつきのドルヒン号を高く下取りしてくれたら話は別だけど[ダッシュ(走り出すさま)]


というわけで戦利品
140628-01.jpg
試乗するともらえるプルバックミニカーは本物同様7色が用意されていて、「実際には比較的買われない赤(ライトにングレッド)や青(ギャラクシィブルーシリカ)が人気なんですけど、何色が良いですか?」と言われたので、「レヴォーグのイメージカラーは何?」と聞いて、スティールブルーグレーメタリックというグレーっぽい水色のメタリックにしました。
が、本来はご成約プレゼントのはずの「ぶつからないはみださないミニカー」までくれちゃって、それがスティールブルーグレーメタリックだったので、がっちり被ってしまいました[爆弾]
それがわかってたら、プルバックの方は単純に青か白にしたんだけどね。



ミニカーのインプレもしてみよう!

実物のアイサイトもどんどん進化を続けているのだけど、「ぶつからないミニカー」もそれに合わせてどんどん進化しています。
っていうか、そんなところに力を入れ過ぎなSUBARUさん。

以前貰ったフォレスターの「ぶつからないミニカー」では車体前方に『ぶつからないセンサー』が付いてるだけでしたが、レヴォーグの「ぶつからないはみださないミニカー」には『ぶつからないセンサー』だけでなく『はみださないセンサー』も搭載されています。
140628-02.jpg
そして気になる“謎の突起”なんですが、こいつの役割は前輪を浮かせることにあります。
なんでそんなことをするのかと言うと、このミニカーは後輪の左右の回転差によって曲がっていく方式の為、前輪が接地していると曲がりにくくなってしまうからなんです。
ただ、前輪が浮いてることによって、横から見ると走行中にもかかわらず前輪が回転していないというおかしな状態にはなってしまうのですがぁ。

まわりに何か物があるとそれに「ぶつからない」が反応してしまうのでコースセッティングがなかなか難しかったんですが、こんな感じです。


おそらく構造は単純でしょう。
右のセンサーが黒い線を捉えると右側の駆動がカットされて右に曲がるという仕組み。
左側も同様で。
ただ、その為には2モーターにしなければならないし、ぶつからないセンサーの回路とも組み合わせなければならないので、初期の「ぶつからないミニカー」からしたらかなり回路的にも部品構成的にも高度化してるのは間違いない。

停車する時にはブレーキランプも点灯するというこだわりもありますしね。
140628-03.jpg

欲を言えば、前輪を浮かすのではなく、左右の前後輪を連動させて、それこそAWDにしてくれたら100点満点だよね。
AWDを売りにしてるSUBARUなんだから、そこまでやって欲しいところなんですけどね~[わーい(嬉しい顔)]


nice!(12)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 12

コメント 5

はなぶく宇宙人

好感触だったみたいですね。
アイサイトのような運転支援システムがあるのは心強いと思います。
本当に技術の進歩はすごいな^^

by はなぶく宇宙人 (2014-06-28 22:10) 

さる1号

今後1.6Lの車が増えてゆくのかな
昭和の頃は1.6Lがいっぱいでしたね、そういえば昭和の頃も1.5Lは無かったですねぇ
この部分の100㏄の差は思うより大きいのかな
by さる1号 (2014-06-29 08:42) 

hanamura

低排気量ターボは軽快で良いですね!
先日車検の代車1.4好印象でした。
by hanamura (2014-06-29 10:40) 

よっすぃ〜と

最近妙にレヴォーグのデザインが気に入っているのと、乗った感じもすごく好印象だったので、かなり気持ちが傾いてきちゃったかもしれません(^^;
 >はなぶく宇宙人さん

AE86も1.6Lと1.5Lの格差が大きかったですね。
でも、マツダの次期ロードスターは1.5Lになるという話もあるので、その辺にスポットを当ててもらいたいなぁと思ってます。
 >さる1号さん

そのターボも、いわゆるターボらしさをほとんど感じさせずに自然な感じにパワーが盛り上がって行くのがまたスゴイです。
ヨーロッパだと1.4ターボってのが多くなってるので、日本車もその辺りが中心になって来て欲しいなぁ。
 >hanamuraさん
by よっすぃ〜と (2014-06-29 22:55) 

ちゅんちゅんちゅん

おはようございます!
ミニカーといえど 侮れませんね☆
拘りの性能に驚きました(゜o゜)
by ちゅんちゅんちゅん (2014-07-01 08:53) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0