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よっすぃ~との愛車遍歴【二輪篇】 [バイク談義]

今回は愛車遍歴【二輪篇】です。

1985年6月頃?
高校卒業直後に四輪免許を取得して最初に手に入れたのは、四輪では無くHONDAのDJ1でした。
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さすがに写真なんかは撮ってなかったので拾い物なんですが、こんな色のパールホワイトにブルーの内装のスペシャルエディション(標準の1万円高)でした。
当時は専門学校生で通学は電車だったので、主に土日のバイト通勤用として活躍。
今でこそ「たったの5.2馬力!?」って感じですが、すごくパワフルに感じていました。
2年後、就職後も電車通勤だったので、この子は母へ譲渡されたのでした。


それからしばらく二輪生活は無くなり、四輪にのめり込んでいきます。


 
記憶というか記録が残ってないのでハッキリとしたことがわかりませんが、某家電メーカーSで仕事を始めたのが1998年5月で、その年か次の年くらいに通勤快速として手に入れたのがYAMAHA JOG-ZⅡでした。
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これも写真は残ってないので拾い物ですが、僕が乗っていたのは写真のようなシルバーでは無くマッドガンメタリックでした。
7.7馬力とDJ1と比べると2.5馬力もパワーがあるはずなんですが、なんだかもっさりした出足だし、アクセルレスポンスも非常に悪くて乗りにくい印象の子でした。
しかも、購入から1年も経たないうちに事故に合います。
左から一旦停止無視で出てきた車に激突して宙を舞ったのです。
僕は頭から落ちたので、初めて救急車に乗ることになりましたが、大きな怪我は無く軽い鞭打ちと左足の捻挫くらいで済みました。
が、JOG-ZⅡの方は自走不能な状態で廃車にしてもおかしくないくらいの壊れ方だったのですが、相手負担で一応復活。
しかし、フレームが歪んでたんでしょうね。
なんだか微妙な違和感のある乗り味が気持ち悪くて、次第に乗る機会も少なって行くのでした。

2004年(?)のある日、朝の通勤時にとある交差点を左折した瞬間に後輪の空気がパスッと抜けて、タイヤがホイールから半分外れるという言うトラブルに見舞われます(コケたりはしませんでした)。
その1年くらい前から時折急激に空気圧が低下する謎の現象が起きていたのだけど、赤男爵で診てもらっても「パンクはしてない」との診断で、その後半年くらいは調子良く走れてたんですが、突然ブレイクアウトしたのでした。

それから半年くらい放置した後に突然NSR50に乗りたくなって探し始めるのですがぁ…
よほど程度が悪いものでなければ30万を下らない状況で、およそ20年落ちの原チャリに30万も出すのはバカバカしいと思って、同じ30万出すなら新車で買えるマニュアル車は無いか?ということで、二輪免許取得へのキッカケとなる一台へとたどり着くのでした。


2005年3月~ HONDA XR50モタード
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初めてのマニュアルバイクだったので、赤男爵からいきなりR1を走り出す時には非常に緊張したが、近所の田んぼ道で1時間弱の練習をして、何とかギクシャクせずに走れるようになったのでした。
それからは楽しくってしかたなくて、「なんで今までマニュアルバイクに乗らなかったんだろう!?」と後悔するほどでした。

XR50を手に入れて1ヶ月後、草野球の試合中に右足首と膝下の横の骨を骨折してしまいます。
右足は腿から下をガッチリとギプスで固定されてしまいましたが、2週間で退院した後にはすぐにそんな状態で車の運転をし始め、さらにXRにも乗り始めてしまいます。
XR50モタードにはセルなんて付いて無かったのでキック始動しないといけませんでしたが、スタンドで立てた状態で左足でキックして始動することができたのです。
元々右足の(リア)ブレーキはほとんど使った事が無かったので、右足が動かない状態でも特に変わりはありませんでした。
4スト原チャリでパワーが全然無かったのでフロントブレーキだけでも十分止まれちゃってたんですよね~。
もう、こうなると二輪欲は止まらなくなり、骨折から1年後にチタンプレートを除去する手術を行うことになってたので、それが終わったら二輪免許を取りに行こう!と決断するのでした。

そして予定通りにプレート除去手術後痛みが無くなったところで教習所通いを始め、2006年5月末に中免(二輪普通免許)取得。
アプリリアRS125に乗りたかっただけなので小型二輪でもホントは良かったのだけど、申し込み時に「大型?中型?」って聞かれて、『小型は取らせてくれないの?』と思いつつ、「中型で…」となったのでした。

で、免許を取った足で赤男爵へ行ってRS125を注文しに行くと「入荷は9月です。」と言われて悩みます。
とりあえずそれまでの間はXRをボアアップして原二化して繋ごうかな?という案もあったけど、「オススメがあります!」と言って紹介されたのが『チービーアール』ことCBR125R(’05)でした。
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中古でしたが、走行距離は1,000kmそこそことエンジン慣らしが終わったばかりで、傷もほとんど無く新車と言ってもおかしくないくらいに綺麗で、おまけにレオビンチのマフラー付きで、XRの下取りも加味して20万ポッキリってことだったので、ひとまずRS125が入荷するまでの繋ぎのつもりで購入。
10Lタンクと40km/Lという低燃費のおかげで非常に長足で、ツーリング距離はぐんぐん延びていきました。
ただ、距離が延びていくにつれて前傾姿勢が辛くなってきます。
チービーアールはセパハンながらやや高めのハンドル位置のおかげでNinja250や現在のCBR250Rのように緩い前傾ではあるものの、それでもロングランでは肩・腰に負担がかかってきてしまいます。
そんなわけで、レーサータイプは自分のスタイルには合わない事に気付いてしまったので、RS125の入荷の知らせを貰っても乗り換えることはなかったのでした。


なんやかんやでチービーアールと1年(走行距離は1万kmを突破)を過ごした頃、あるバイクカタログ雑誌に載っていた一台の特異なマシンが気になって仕方がなくなってしまう。
赤男爵に駆け込んで取り寄せ可能か試しに聞いてみたところ「可能ですよ」と言うので即注文。
4ヶ月ほど待って、2008年9月末に遂に運命のマシン『ヴァル・ヴァロ号』ことDERBI TERRA 125がうちに嫁いでくることになったのでした。
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しかし、納車前からトラブル続きの波乱の幕開けだったのです。
まず、最初は早ければお盆前に入荷する予定でしたが、待てど暮らせど入荷の連絡が無く、8月末になってしびれを切らして問い合わせたところ、さらに一週間後に「税関で止められていました!」との連絡がありました。
その一週間後に納車の運びとなったのですが、ナンバーまで取ったのに納車整備中に「クランクケースに不具合が見つかったので車両を入れ換えます!」ってことで、さらに納車が遅れて9月末の納車となったのでした。

そして、トラブルはそれだけにとどまりません。
納車から一週間、伊良湖へ走りに行って(まさに上の写真の日)帰った直後に不調を訴えます。
突然3,000rpm以上を維持しないとエンジンが停止してしまう状態になっってしまったので赤男爵へ駆け込むと、キャブとエンジンを繋ぐインシュレーターが割れていて希薄燃焼状態になっていたのが原因と判明。
で、「輸入元に部品があればすぐに対応できますが…」ってことで入院したけど、しばし無反応。
3週間経ってしびれを切らして「部品が来ないなら、また車両を入れ換えるくらいの対応をしてよ!」とクレームつけたら、輸入元にももう交換する車両が無いからクレーム対応で部品を空輸してもらいますとのこと…。
通常の船便だと3週間から1ヶ月くらいかかっちゃうけど、クレームにすると空輸してくれて1週間で入荷するのだとか…。
はじめからクレーム対応してくれよ!って感じですよ。

というわけで、納車後1週間で1か月の入院をするというスタートを経て、ようやく甘い生活が始まったと思いきや、3か月後には謎のエンジンかからない現象が発生。
セルモーター回しまくった後に再起動に成功してその後は良かったのだけど、さらに7ヶ月後に同症状が発生。
赤男爵で診てもらっても、「キャブをバラしても異常が見当たらず、組み直したら直っちゃったので原因不明です」ってなことになったのですが、のちにちょっと期間が空くと燃料がうまく飛ばずに始動性が悪くなるという結論を導き出して、同症状が出た時の対処の仕方が確立する。


しかし、やはりこうもトラブル出ちゃうと不安で仕方がない。
とはいえ、ヴァル子は不動となっても手放す気はさらさら無いので、いつヴァル子が動かなくなってもツーリングの足に困らないようにと、2009年6月に『ラーストチカ号』ことHONDA VTR(’09)をセカンドバイクとして導入。
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二輪免許を取得した当初は、おっかないから高速道路を走る事なんてない!=原二で充分という考えだたのだけど、より遠くへ行ってみたい欲望に駆られて高速も走れるこの子の採用となりました。
で、実際には高速を走り始めるとすぐに慣れてしまって、しだいにヴァル子とラー子の立場が逆転していくのでした。

ラー子との生活が始まった直後、職場の事情と契約交渉の失敗により2年ちょっとのプー太郎生活に入ります。
その間ラー子とヴァル子であちこち走り倒して充実のプー生活を送っていましたが、就職難と通帳残高が不安になってきたので職場復帰(そこしか雇ってくれなかったので…)を果たします。
前の派遣会社では車とバイクの両方を登録して気分次第で好きな方で通勤することができたのですが、復職後の派遣会社が交通費を出してくれないのと、車かバイクのどちらかしか登録できないというのでバイク通勤を選択。
ラー子(VTR)をツーリング用、ヴァル子(TERRA125)を通勤用に割り当てることにしたのでした。
しかし、しばらく大きなトラブルの無かったヴァル子にフロントフォークからオイルが噴き出すという久々の強烈なトラブルが発生して1ヶ月弱の入院をすることになったので、新たに通勤快速スクーターの導入に踏み切ることにしたのでした。


2012年7月 『ユニコーン号』ことHONDA PCX(’11)を都合の良い愛人とする。
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マイナーチェンジ前モデルだったので若干お安く購入できました。
燃費がめちゃめちゃ良い(調子の良い時は50km/Lを越える)し、買い物などのチョイノリに非常に重宝する子です。
ただし、50~60km/hあたりで加速が鈍る段付きトルクがかなり苦になります。
それで多くの人がプーリーを変えたりして段を無くすチューンを施すんですが、ユニ子もずっと改善したいと思っている部分ですね。
あと、充電容量が一定以下になるとグリップヒーターが自動でカットオフされちゃうので、アイドリングストップをオフってエンジンを回し続けないとならず、当然燃費も悪化してしまいます。
極端な話、夏場の50km/L前後に対して冬場は40km/L前後まで落ち込むと言った感じかな。


2013年春、鈴鹿で第二の運命のマシンと出会います。
それ以前から雑誌で見て自分のツーリングスタイルにもってこいのマシンだなと思っていたけど、鈴鹿で現車にマタガリータしてさらに気に入ってしまい、販売開始前に注文!
2013年6月 販売開始直後に『シャンブロ号』ことHONDA400Xが納車されたのでした[ぴかぴか(新しい)]
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クォーター並みの燃費の良さ(実際にVTR時代と燃費は大きくは変わっていないという事実)と大容量タンクのおかげで500km近いロングランが可能となった上に、オフ車に近い上体を起こしたライポジのおかげで長時間のライディングでも腰・肩への負担も少なく、待望の箱(サイドパニアケース)付きとなって利便性も向上。
VTRのネガをすべて解消した僕の理想がここに詰まっているのです。
一方で、大柄且つ柔らかいサスペンションのおかげでVTRのような痛快ハンドリングは若干失われてしまいましたが、まぁそこんとこは腕を磨いて補っていくこととしましょう。

そして、再びプー生活からの現在の状況の中で、ツーリングマシン→400X、どんぶり街道快速→TERRA125、チョイ乗り買い物快速→PCXという役割分担が決まっていくのでした。

というわけで、XR以降のマニュアルバイクの系譜はこんな感じ。
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一応、「バイクは赤…」の原点はXR50モタードとなりますが、僕が赤いバイクに乗る理由は「(僕の)運転が下手だから、そっちが気を付けてくれよ!」という警戒色の意味が込められていて、決して「赤い彗星」を気取っているわけでは無いのでお間違いなく[猫]

先に記したようにヴァル子ことDERBI TERRA 125は一生手放す気は無く、不動車となったらオブジェとして部屋に飾っておく予定。
シャンブロくんことHONDA400Xも、これ以上に僕の理想を完璧に再現したバイクが現れない限りは買い換えることは無いでしょう。
問題はユニ子ことHONDA PCXで、通勤快速という役割が無くなった時点から非常に危うい立場が続いていますが、手放さなければならないほど経済的に困窮してるわけでもないので残しているという状況。

はてさて、今後僕の二輪愛車遍歴はどのように変化していくのやら?



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コメント 5

hanamura

ハスラー50、MTX50、DT200R・・・
昔の写真って、無いですよね。
by hanamura (2015-04-17 06:59) 

さる1号

TERRA 、トラブルがいろいろだったのですね
でもそれを上回る魅力があるのですね^^
by さる1号 (2015-04-17 07:01) 

歳三君

自分も昔はそうでしたがダダをこねる子ほど愛着が
わいたりするので不思議なんですよね(笑)
by 歳三君 (2015-04-17 22:57) 

HIRO

こんにちは。
手の掛かる娘ほど…(烏賊自粛)
by HIRO (2015-04-17 23:19) 

よっすぃ〜と

今みたいに携帯やデジカメで簡単に写真が撮れるような時代では無かったですからね(^^;
 >hanamuraさん

さすがスペイン製といったところでしょうか(^^;
日本ではありえないクォリティですが、日本だったら造られることが無かっただろうスペシャルなマシンでもあります。
 >さる1号さん

ひとこと「ラテン系だから!」で許しちゃいます(^^;
ホントかわいい娘ですよ。
 >歳三君さん

手が掛かるってことは、それだけ愛情を注ぐことになりますからね(^^
 >HIROさん

by よっすぃ〜と (2015-04-18 18:35) 

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