サソリもいいけどな～

5/5（火）　

何日か前には名古屋の天気は4日と5日は雨になると予報されていたのですが、『子供の日』はイイ天気になりましたね。
めっさツーリング日和だったんですが、先日の東西南北端っこツーのダメージで股の筋肉痛が治まらないってこともあってドルヒン号でおでかけです。

午前中は名古屋の天白区にあるサソリのお店へ

愛知県下のアバルトの正規ディーラーは名古屋の守山区と天白区にある二店舗のみで、岡崎からだと天白区のが近いのでそちらへ第四の選択肢として急浮上してきたアバルト500を見に行ってきました。

ドルヒン号を店先の駐車場に停めると、すかさずロリ綺麗な尾根遺産が出てきたので引き込まれるようにショールームへ入っていくと、そちらはフィアットとアルファロメオのショールーム…。
「あ、アバルトはあっちなんだね！？」
と、離れの小さなショールームに移動して、展示されているアバルト595ツーリズモとコンペティチオーネの二台をじっくり観察してみます。
595は500の上級モデルという位置づけで、esseesse（エッセエッセ）キット、本革シート、オートエアコンなどが標準装備されているので、値段からするとある意味非常にお買い得なモデルとも言えます。
ちなみにesseesseキットは足回りがKONIのサスキットになるほか、ノーマルより20psのパワーアップが図られたエンジンチューンが施されます。

500が見たいんだけどな～と、屋外展示されている車両の方へ
ロリ綺麗な尾根遺産が何も言わずにずっとくっついてくるんですけど、なんやかんややたら話しかけられるよりはイイものの、すぐそばに居られると「何か話さなくちゃいけないかな？」と気を使ってしまうので、出来ればもう少し距離をおいて見守っててほしい

「MTが多いの？」と尋ねると、
「たまたまMTが多く展示されてますけど、ATの方が売れてます。」とのこと。
アバルトでもATの方が人気なのか～

事前に調べていて試乗車に500のATが無いのは知っていたので、595でイイからATの試乗車があるか？と尋ねてみると、昨日他所であったイベントの関係で出払っちゃっててMTしか試乗車が無いという。
う～む、残念！！
マネージャー的なハンサムさんが出てきて、
「守山（区）か昭和（区）になら（ATの試乗車が）あるので、今から行かれるのであれば連絡いたしますが？」と言われたけど、特に「今日乗らなければ！」って事も無かったので、ひとまずカタログだけ貰って日を改めることにしました。
※ここに出てきた昭和区のお店はFIATのディーラーで、ATの試乗車は今そっちにいっちゃってるとのこと。


実は昔からサソリへの憧れがあります。
アバルト・シムカ2000GTとかめちゃめちゃ綺麗でカッコ良くて好きやし、昔のリアエンジンのFIAT500ベースのチューニングカーにも憧れてたんです。
でもその辺ってすごく高いし、古い車なので気軽に乗れるような代物でもないし、そもそも玉数がないので手に入らない。
で、四輪の免許を取ったばかりの頃、アウトビアンキA112アバルトというイタリア産ミニ・クーパーって感じのちっこい車があって値段も手ごろだったので手を出しかけたんですが、兄貴の友人が乗ってて故障が多い話も聞いていたので所有するには至りませんでした。
そして最初の車、スズキ・カルタスGTiは、Tipoという車雑誌で「和製サソリ！」と紹介されていたので喰いついたんですが、さすがにサソリの毒はそこには無いわけで…。

そんな憧れのサソリ…
イイんだけど、ちょっと高いんだよな～
エントリーモデルの500のMTで290万弱、ATだと300万を越えてしまう。
595のATだと350万越えだ！
それも車両価格が
エンジンは1.4L（四気筒）ターボのハイパワー系で、500のノーマルで140ps、500essesseおよび595で160psを絞り出しているので燃費は悪い。
カタログ燃費が14.9km/L（595は13.8km/L）ってことなので、カタログ燃費13km/Lのドルヒン号と大差ないのです。
次期FXの条件としてダウンサイジング＆エコ（低燃費化）というのも重要なポイントとしているので、この燃費の悪さはNGですね。

試乗してたらサソリの毒に犯されて、そんなネガティブな部分も気にしなくなっちゃうのかもしれないけれど、ATの試乗車が無かったのは「お前が選択すべき車では無い！」という神の啓示だったのかも？



ちなみに、「第三の選択肢」は何なの？と思った方もいらっしゃるでしょう。

実はいつの間に発売されたのか知らなかったんですが、ダイハツ・コペン第二弾の『X-PLAY（エクスプレイ）』というモデルがちょっと前に候補に上がっていたのです。
基本はコペン・ローブと同じで、外装が2011年のモーターショーで僕を魅了したD-Xのスタイリングをかなり忠実に再現したものになっています。（下の写真はD-X）

値段もS660より40万くらい安いし、アクティブトップも非常に魅力的。
しかし、インパネデザインが子供っぽいというかおもちゃっぽくて、僕の趣味には合いません。
せめて、AWDだったら一発逆転もありえたんだけどな…
というわけで、試乗する必要も無いかな？というところに落ち着いたのでした。

　

岡崎に戻って、一応S660の見積もりだけしてもらおうと思ってHONDAカーズへ

そしたら、「1時から予約が入っちゃってるので、今すぐか1時半からなら試乗できますが？」とのことで、速攻で試乗をさせてもらうことになりました。
この店ではS660の試乗は月曜と金曜のみで、尚且つ「GW中の試乗はしない！」という話だったんだけど、意外と客足が少なくて状況が変わったか？
4月後半から県下でもS660の試乗ができる店舗が急速に増えたので、このお店も普通に対応するようにしたのかも？
ともあれ、待望のCVT車の試乗ができるというのはうれしい誤算であった。

もちろん、天気がイイので屋根は外してもらう。
後ろの窓も全開にしてエンジン音がよく聞こえるようにセットアップ。

動きだし、さすがにCVTだから何の気遣いも無くスルスルと動き出す。
今回の車両のブレーキは、先日安城で試乗したMT車と違ってカックンしないぞ！！
個体差か？
なんにせよ、このブレーキなら〇…、いや◎です

ノーマルモードでパドル操作せずに軽くアクセルを踏んで走らせてみる。
走り始めがなんだか鈍重な感じで「おやおや？」って思ったけど、ある所から急激に加速し始める。
次の信号では、ちょっとアクセルを強めに踏んで発進するが、やはり出だしの鈍重感が残る。
ノーマルモードだとアクセル開度をエコに振ってるので、こんな感じになっちゃうのかな？

パドルを操作してみる。
もちろんCVTなので変速スピードも速いしショックも無い。
S660のマニュアルモードは特にスイッチの切り換えとかは無く、パドル操作をした瞬間にマニュアルモードになり、操作しないと勝手にオートに戻る仕様。
ドルヒン号でDレンジに入れたままハンドルの+-ボタンを操作するのと同じ状態だ。
ドルヒン号では、シフトレバーをDレンジから右に倒すとマニュアルモードになって、再びレバーをDレンジに戻さない限りオートには戻らない（回転数の上限及び下限に達すると自動でシフトはされちゃうけどね）ようにもなっているけど、S660にはその機能は無い。
オートに戻る時間もわりと早いので、できればマニュアルモードに固定されるような機能を追加して欲しいと思ふ。
あと、ATだから両手はずっとハンドルを掴んでいればよいので、シフト操作時に肘が当たって「狭いなぁ！」って思うことが無いのはすごくイイ

エンジン音は？
リアウィンドウを開けていても、そんなに大きな音が入ってくるわけではない。
一応、ブローオフバルブの『パシュッ！』も聞こえてきますが、かなり控えめなので気にしてないと気付かない。
高回転になるとさすがに軽トラのようなギャンギャンした感じが顔を覗かせてきますが、通常回転域ではずっと大人びた音なので、長い通勤時のストレスにはならずに済みそうです。

R248から竜南メーンロードに入って前が開けたのでアクセルを踏む足に力を込める。
あかん！
速攻でヤバイ速度に到達してしまう
ドルヒン号はターボがかかると前を引っ張られて且つ後ろからもグイグイ押されて暴力的な加速をしますが、S660はスルスル～っと知らない間にスピードが出ちゃってる感じ。
MTだと自分で段々にスピードを上げていく実感があるけど、CVTはスムーズに上まで行っちゃうから、気を付けてないとホントに切符を切られまくっちまいますよ。

ハンドリングは…
さすがにいくつかの交差点をゆっくりと曲がっただけでは実力がわかりかねますが、アンダーではないですね。
かといって、めちゃくちゃクイックな感じでもない。
初代ユーノス・ロードスターよりもむしろニュートラルな感じがします。
街乗りした限りではそんな感じですが、ワインディングやサーキットに持ち込んだら全然違う顔を見せるんでしょうね。
思いっきり走らせてみたいな～。


いや～、良かった！
うっかりスポーツモードを試すのを忘れちゃってたけど、先日の安城の試乗よりも長い試乗コースでイロイロ試せたし、なにより快晴の下オープン走行できて気持ち良かったです。

ほんでもって、これだけは最低限付けておきたいという装備品を盛り込んだ見積もりをしてもらう。

思ったよりもいかなかったな。
軽自動車としてみると高額ですけど、ライバルに設定しているFIAT500の車両価格をわずかに上回る程度なので、僕的には安い方になります。
「希望ナンバー」はいらないし、メンテパックやコーティングなども省いてしまえば、ここから10万安くすることもできる。

ちなみに、ドルヒン号は現時点で診た限りでは15万で下取りしてくれるんですと。
一年後にはどこまで下がるか？ってところもありますが、例の事故があってから値が付くことには期待していないので、廃車費用を取られなくて済むなら御の字です。


で、もう決めちゃってもイイかな～って感じもありますがぁ…

一旦持ち帰ります。

マグカップも持ち帰ります。

カーズでは4～6月の期間に（どの車種でも）試乗や見積などをするとマグカップを貰えるので、それが狙いであったりもしました



さぁ、いよいよ決断すべき時が来たようです。
来年9月のドルヒン号の車検までに買い換えをするためにS660を選択するのであれば、来月予定の注文受付分を逃すと間に合わなくなる可能性も無きにしも非ずだからです。
で、その注文も一刻も早く申し込まないと、入れてもらえなくなる可能性があるのです。



そういえば、グリーンジャンボの当選番号をまだ確認してなかったな。
当たってたらアバルトにしようかな？
そうでなければ…

答えは、皆さんがこのネタを忘れた頃に発表したいと思います

タグ：アバルト ABARTH アバルト500 esseesse 595 s660 D-X エクスプレイ X-PLAY コペン FIAT HONDA

コメント 5

さそり座じゃないし、待てるなら来年の今頃・・・
S660って、納期は既に来年でしたっけ？
by hanamura (2015-05-06 06:36) 

でもサソリもいいなぁ＾＾
by さる１号 (2015-05-06 07:47) 

一刻も早くご注文を！
by kei (2015-05-06 11:08) 

コペンのスタイリングは僕にはちょっとですね。スポーツカーにしては、ずんぐりしてませんか。
あと、コーティングは、オススメですよ。水洗いだけでピカピカの撥水抜群です。
by わたべ (2015-05-06 18:12) 

S660は次回申し込み分で既に年明けの納車になります。
色によって納期も多少違うみたいですよ。
　＞hanamuraさん

今日試乗してきましたが…、スゴク良かったです！
　＞さる1号さん

はい、ついに決断しました！
　＞keiさん

フロントエンジンだからノーズを低くできなくて仕方ないところでしょうけど、X-PLAYのデザインならあの縦横比でもイイんじゃないでしょうか(^^
　＞わたべさん
by よっすぃ〜と (2015-05-09 20:02)