潮岬ツー【二日目・午前の部】 [400X日記]
5/4(水)
昨夜の消灯が早かった事もあって朝4時半くらいに起きてしまったんだけど、その時にはまだ降っていた雨も二度寝してから起きた6時頃にはすっかり止んで、思いっきりの快晴となっていたのでした。
朝7時半 朝食
昨夜あれだけ食べたのに不思議と胃もたれも無く、朝食もしっかり完食したのでした。
そんだけ美味しいってことですよん
大変ごちそうさまでした!
エネルギー充填120%
さぁ、長い一日のはじまりです!
というわけで、二日目はだいぶボリュームがあるので、二回に分けてお送りしま~す。
8時半に宿の方にお見送りしてもらって出発!
R42を東へ東へ…
ほとんど海岸沿いを走るので気持イイね~
にょろ~んと走って、今回のツーリングの最大の目的地の一角にある潮岬灯台に9時過ぎに到着。
バイクは遊歩道のような通路を通って灯台の入り口へ乗りつけることができるよ。
ただ、駐輪場は無いので、「道の端に一列に並べて停めて~」とのこと
入場料200円也
ひゃ~、絶景かな、絶景かな~
※ポチっとすると大きくなるよ
昨夜の雨のおかげで空気が澄んでて、水平線がくっきり見えますね~
雨様様です。
灯台へ登ろう!
観光用に造ったものじゃないから中は狭いし階段キツイし、最後の望楼へ登る梯子なんて落っこちそうで怖いんですけど~
地球って丸いね~
※ポチっとすると大きくなるよ
この先には沖ノ鳥島とかパラオ諸島とか、さらにその先にはオーストラリア大陸があるんだよな~
望楼が非常に狭い上に観光客が結構多くてどんどん登ってきちゃうのであんまりのんびりもしていられなくて、サクサクっと降りて行きます。
途中の小窓から覗く岬の風景も絵になりますな~
灯台の根元部分にはミニ博物館も設けられてますよ。
紅白の灯籠はボタンを押すとゆっくり点滅を繰り返します。
わぁ、バイクが山盛りになってる!?
この方たちも我々と同じようなルートを辿ってて、この後も度々遭遇することになったのでした。
ちょこっと移動して…
本州最南端どす~
ホントのホントに最南端までは行けないんですけどね。
※ポチっとすると大きくなるよ
大草原のなんやら~みたいな建物は「下村記念館」というそうです。
中はベンチと座敷が用意されてて、ゆったり太平洋を眺められるようになってます。
宇宙服みたいのもあるよ。
下村宏(号は海南)という方の記念館ですが、この方はポツダム宣言受諾の実現に尽力したんだそうです。
まぁ、ある意味現在の日本の平和に貢献した一人と言うべきかな?
(詳しいことはウィキってみてね)
観光タワーにも上ってみよう!
潮岬灯台よりもずっと高いから、さらに見晴らしが良いよ~
※ポチっとすると大きくなるよ
証明書を貰いました。
正直、観光タワーはどうでも良かったんですが、タワーの入場料300円を支払うと、この証明書が貰えます。
裏に売店の方に置いてあるスタンプを押せるようになってるんですが、タワーに登ってる間にそのことをすっかり忘れちゃってて、スタンプ押してくるの忘れた~
売店前には本州最南端のポストもありますよ。
ポストそのものは“普通”なんですけどね
さて、せっかくここまで来たのだから『トルコ記念館』も見に行ってみたいな~ってことで、紀伊大島へ渡ります。
クルリとループ橋
島の中央を東西に通るK40を東の果てまでにょろ~んと走って10時半にトルコ記念館の駐車場に到着。
一応二輪用のスペースもあるんですけど、どうみても自転車もしくは原付用の区割で入るのも出るのも大変そうだったし、とうぜんF6Bが納まるはずもなかったので、こんな風に停めました。
駐車場から記念館まではけっこうな距離の参道(地図上はK40が続いているけど、駐車場の所から先は車両通行止めとされています)をテクテク歩いて、やっと着いた!
『トルコ記念館』の入館料は500円、『トルコ記念館』と『樫野埼灯台旧官舎』の共通券だと510円、『トルコ記念館』と『日米修交記念館』の共通券だと520円、三館共通券は560円となります。
三館共通券で入館
※館内は撮影禁止で写真はありませんのであしからず。
何故本州最南端の地に『トルコ記念館』?って思う人も多いかと思いますが、「奇跡体験アンビリーバボー」で何年か前に紹介され、昨年末に映画も公開された明治時代に起きたオスマン帝国(現在のトルコ)軍艦の遭難事故をきっかけに日本とトルコの友好関係が築かれ、さらにその友好関係のおかげでイラン・イラク戦争時の日本人救助にトルコが大きく貢献してくれたという、100年に渡る壮大なる「恩返し」ストーリーが綴られています。
屋上に上がると遭難事故現場がすぐそこに見えますよ。
なんでこんな岩礁のきわきわを通ったんだ?って思うところなんですが、事故当時台風による暴風雨に流されて岩礁に乗り上げてしまったとのこと。
この事故よって587名の将兵が命を落としましたが、ここ紀伊大島(串本町)の人たちの決死の救助活動により69名の命が救われたのだそうです。
この救助活動に今でもトルコ国民は感謝をしていて、それ故トルコには親日家がとても多いんですって。
樫野崎へと向かう途中には大きな慰霊碑もあります。
5年毎に町と駐日トルコ大使館との共催で慰霊祭が行われるんだそうですよ。
トルコ共和国初代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルク騎馬像。
一次大戦後の祖国解放に貢献した国民の英雄だそうです。
樫野埼灯台および旧官舎(御前埼灯台と同じく、地名としては「崎」だけど灯台名では「埼」になりますよ)。
※ポチっとすると大きくなるよ
旧官舎は、長いこと使われなくなって朽ちかけたものを再建(?)したものです。
※※旧官舎の内部も撮影禁止のため写真がありませんのであしからず。
非常に薄暗く監獄のような部屋が多く、こんなとこで仕事したり寝泊りするのはちょっと嫌だな~って感じちゃいます。
まぁ、実際に使われていた頃には廃墟ではなかったので全然違った印象だったのでしょうけどね。
天気が良くなったおかげで暑いっす!
っちゅうわけで、トルコの「のび~るアイス」(350円だっけ?おとな料金とこども料金がありますよ)
シャーベットっぽい感じもあるのにもちもちしていて、ちょっと不思議ちゃん。
おいちぃ
のび~るアイスを食べながら記念館へ戻って…
内野聖陽さん主演の映画「海難1890」で使われたセットの一部も展示されてます。
ちなみに、映画のDVD&ブルーレイは6/8発売です。
この映画を見ればトルコとの友好関係の事が良くわかりまっすよ。
トルコとは何の関係もないので『日米修交記念館』はちょっと離れた場所にあってバイクで移動。
K40から外れた細道をにょろにょろと走って…
※こちらは館内撮影禁止では無かったような感じなんですが、流れで撮影しておりませんのであしからず。
実はペリー来日よりも62年も前に樫野浦に来航した米国船。
なんとラッコの毛皮を交易しようと持ちかけてきたそうですが、毛皮の使用方法がわからなかったために商売にならなかったのだとか。
日米の文献にこの事実が残されているとのことで、教科書の米国船初来日のくだりを書き直してもらわないといけませんね。
さあて、お昼になりそうだったので本土へ戻りましょう!
ループ橋をくるり! 戻りの方が景色がええね~
熊野街道(R42)をちょちょいっと北上して、12時15分過ぎに道の駅・くしもと橋杭岩に到着。
クルマもバイクもすごいたくさん居て停める場所に困ったんだけど、誘導員のオッチャンが入口近くが空いてるよ!って教えてくれました。
波の浸食でできたトゲトゲの岩々
※ポチっとすると大きくなるよ
おもしろい光景ですな~。
干潮時だったから砂浜を歩き回る人達が多くいましたが、かなり波が荒かったのであまり海に近づくのは危険かと
ランチをどこでするかノープランだったのですが、ここで適当につまんどこ!ってことで、『マグロカツバーガー』をいただきました
魚とは思えないほどの“肉”感が、旨っ!!
意外なオススメグルメかも
ってな感じで、ちょっとはみ出したけど「午前の部」終了です。
次回「午後の部」をお楽しみに~
昨夜の消灯が早かった事もあって朝4時半くらいに起きてしまったんだけど、その時にはまだ降っていた雨も二度寝してから起きた6時頃にはすっかり止んで、思いっきりの快晴となっていたのでした。
朝7時半 朝食
昨夜あれだけ食べたのに不思議と胃もたれも無く、朝食もしっかり完食したのでした。
そんだけ美味しいってことですよん
大変ごちそうさまでした!
エネルギー充填120%
さぁ、長い一日のはじまりです!
というわけで、二日目はだいぶボリュームがあるので、二回に分けてお送りしま~す。
8時半に宿の方にお見送りしてもらって出発!
R42を東へ東へ…
ほとんど海岸沿いを走るので気持イイね~
にょろ~んと走って、今回のツーリングの最大の目的地の一角にある潮岬灯台に9時過ぎに到着。
バイクは遊歩道のような通路を通って灯台の入り口へ乗りつけることができるよ。
ただ、駐輪場は無いので、「道の端に一列に並べて停めて~」とのこと
入場料200円也
ひゃ~、絶景かな、絶景かな~
※ポチっとすると大きくなるよ
昨夜の雨のおかげで空気が澄んでて、水平線がくっきり見えますね~
雨様様です。
灯台へ登ろう!
観光用に造ったものじゃないから中は狭いし階段キツイし、最後の望楼へ登る梯子なんて落っこちそうで怖いんですけど~
地球って丸いね~
※ポチっとすると大きくなるよ
この先には沖ノ鳥島とかパラオ諸島とか、さらにその先にはオーストラリア大陸があるんだよな~
望楼が非常に狭い上に観光客が結構多くてどんどん登ってきちゃうのであんまりのんびりもしていられなくて、サクサクっと降りて行きます。
途中の小窓から覗く岬の風景も絵になりますな~
灯台の根元部分にはミニ博物館も設けられてますよ。
紅白の灯籠はボタンを押すとゆっくり点滅を繰り返します。
わぁ、バイクが山盛りになってる!?
この方たちも我々と同じようなルートを辿ってて、この後も度々遭遇することになったのでした。
ちょこっと移動して…
本州最南端どす~
ホントのホントに最南端までは行けないんですけどね。
※ポチっとすると大きくなるよ
大草原のなんやら~みたいな建物は「下村記念館」というそうです。
中はベンチと座敷が用意されてて、ゆったり太平洋を眺められるようになってます。
宇宙服みたいのもあるよ。
下村宏(号は海南)という方の記念館ですが、この方はポツダム宣言受諾の実現に尽力したんだそうです。
まぁ、ある意味現在の日本の平和に貢献した一人と言うべきかな?
(詳しいことはウィキってみてね)
観光タワーにも上ってみよう!
潮岬灯台よりもずっと高いから、さらに見晴らしが良いよ~
※ポチっとすると大きくなるよ
証明書を貰いました。
正直、観光タワーはどうでも良かったんですが、タワーの入場料300円を支払うと、この証明書が貰えます。
裏に売店の方に置いてあるスタンプを押せるようになってるんですが、タワーに登ってる間にそのことをすっかり忘れちゃってて、スタンプ押してくるの忘れた~
売店前には本州最南端のポストもありますよ。
ポストそのものは“普通”なんですけどね
さて、せっかくここまで来たのだから『トルコ記念館』も見に行ってみたいな~ってことで、紀伊大島へ渡ります。
クルリとループ橋
島の中央を東西に通るK40を東の果てまでにょろ~んと走って10時半にトルコ記念館の駐車場に到着。
一応二輪用のスペースもあるんですけど、どうみても自転車もしくは原付用の区割で入るのも出るのも大変そうだったし、とうぜんF6Bが納まるはずもなかったので、こんな風に停めました。
駐車場から記念館まではけっこうな距離の参道(地図上はK40が続いているけど、駐車場の所から先は車両通行止めとされています)をテクテク歩いて、やっと着いた!
『トルコ記念館』の入館料は500円、『トルコ記念館』と『樫野埼灯台旧官舎』の共通券だと510円、『トルコ記念館』と『日米修交記念館』の共通券だと520円、三館共通券は560円となります。
三館共通券で入館
※館内は撮影禁止で写真はありませんのであしからず。
何故本州最南端の地に『トルコ記念館』?って思う人も多いかと思いますが、「奇跡体験アンビリーバボー」で何年か前に紹介され、昨年末に映画も公開された明治時代に起きたオスマン帝国(現在のトルコ)軍艦の遭難事故をきっかけに日本とトルコの友好関係が築かれ、さらにその友好関係のおかげでイラン・イラク戦争時の日本人救助にトルコが大きく貢献してくれたという、100年に渡る壮大なる「恩返し」ストーリーが綴られています。
屋上に上がると遭難事故現場がすぐそこに見えますよ。
なんでこんな岩礁のきわきわを通ったんだ?って思うところなんですが、事故当時台風による暴風雨に流されて岩礁に乗り上げてしまったとのこと。
この事故よって587名の将兵が命を落としましたが、ここ紀伊大島(串本町)の人たちの決死の救助活動により69名の命が救われたのだそうです。
この救助活動に今でもトルコ国民は感謝をしていて、それ故トルコには親日家がとても多いんですって。
樫野崎へと向かう途中には大きな慰霊碑もあります。
5年毎に町と駐日トルコ大使館との共催で慰霊祭が行われるんだそうですよ。
トルコ共和国初代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルク騎馬像。
一次大戦後の祖国解放に貢献した国民の英雄だそうです。
樫野埼灯台および旧官舎(御前埼灯台と同じく、地名としては「崎」だけど灯台名では「埼」になりますよ)。
※ポチっとすると大きくなるよ
旧官舎は、長いこと使われなくなって朽ちかけたものを再建(?)したものです。
※※旧官舎の内部も撮影禁止のため写真がありませんのであしからず。
非常に薄暗く監獄のような部屋が多く、こんなとこで仕事したり寝泊りするのはちょっと嫌だな~って感じちゃいます。
まぁ、実際に使われていた頃には廃墟ではなかったので全然違った印象だったのでしょうけどね。
天気が良くなったおかげで暑いっす!
っちゅうわけで、トルコの「のび~るアイス」(350円だっけ?おとな料金とこども料金がありますよ)
シャーベットっぽい感じもあるのにもちもちしていて、ちょっと不思議ちゃん。
おいちぃ
のび~るアイスを食べながら記念館へ戻って…
内野聖陽さん主演の映画「海難1890」で使われたセットの一部も展示されてます。
ちなみに、映画のDVD&ブルーレイは6/8発売です。
この映画を見ればトルコとの友好関係の事が良くわかりまっすよ。
トルコとは何の関係もないので『日米修交記念館』はちょっと離れた場所にあってバイクで移動。
K40から外れた細道をにょろにょろと走って…
※こちらは館内撮影禁止では無かったような感じなんですが、流れで撮影しておりませんのであしからず。
実はペリー来日よりも62年も前に樫野浦に来航した米国船。
なんとラッコの毛皮を交易しようと持ちかけてきたそうですが、毛皮の使用方法がわからなかったために商売にならなかったのだとか。
日米の文献にこの事実が残されているとのことで、教科書の米国船初来日のくだりを書き直してもらわないといけませんね。
さあて、お昼になりそうだったので本土へ戻りましょう!
ループ橋をくるり! 戻りの方が景色がええね~
熊野街道(R42)をちょちょいっと北上して、12時15分過ぎに道の駅・くしもと橋杭岩に到着。
クルマもバイクもすごいたくさん居て停める場所に困ったんだけど、誘導員のオッチャンが入口近くが空いてるよ!って教えてくれました。
波の浸食でできたトゲトゲの岩々
※ポチっとすると大きくなるよ
おもしろい光景ですな~。
干潮時だったから砂浜を歩き回る人達が多くいましたが、かなり波が荒かったのであまり海に近づくのは危険かと
ランチをどこでするかノープランだったのですが、ここで適当につまんどこ!ってことで、『マグロカツバーガー』をいただきました
魚とは思えないほどの“肉”感が、旨っ!!
意外なオススメグルメかも
ってな感じで、ちょっとはみ出したけど「午前の部」終了です。
次回「午後の部」をお楽しみに~
2016-05-14 11:07
nice!(10)
コメント(4)
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潮岬灯台は、門のところまで行ったんですが朝早くて開いてなかったんです。
やっぱ、登りたかったな。
by わたべ (2016-05-15 07:48)
串本の駅より南は、こうなっているのですねぇ!
トルコ万歳!ロシアとも、なかよくネ。(笑)
by hanamura (2016-05-15 10:31)
行きてーとこばかりっす!
参考になります。
by kei (2016-05-15 22:28)
せっかく本州最南端の灯台へ行ったなら登っておきたいところですね~
>わたべさん
意外なところに親日国があるもんですね~
ロシアは…領土問題があるから難しいですね。(>_<)
>hanamuraさん
行っちゃいましょう!行っちゃいましょう!!
夏は暑くて大変そうなので、やはり春秋ですね。
>keiさん
by よっすぃ〜と (2016-05-21 23:53)