尾張名古屋は城でもつ!【本丸御殿篇】 [城日記]
10/26(水) ときどき夜に
もともとは10/21(土)~22(日)にHONDAドリームの一泊ツーリングに行って、10/23(月)に年休をとってゆっくりツーレポを作成するという計画でしたが、仕事の状況をみて早い段階で一泊ツーを見送り、10/25(火)〆の仕事に切を付けて10/26(水)に年休を取ることにして“どんぶり街道ツー”でもしようと思ったりしたのですが、昨日の記事に記したように、入れなくなってしまう前に名古屋城天守閣を上っておこうということになりました。
名古屋城は名古屋市の中心にあるので、そんなとこに車やバイクでは行きたくないということで電車でGo!
およそ40分、名鉄電車に揺られてうっつらうっつらしながら金山総合駅へ
地下鉄・名城線に乗り換えて、およそ10分で市役所駅に到着。
名古屋城側の出口に向かうと、こんな絵図がお出迎え
もう一駅先に「名城公園駅」があるけど、「市役所駅」で降りた方が名古屋城には近いという紛らわしい状態
車内アナウンスで教えてくれなければ危うく「名城公園駅」まで行ってしまうところだったよ。
7番出口から地上に出ると目の前に名古屋城の空堀と石垣が現れますが、南側に目を移すと姉の夫の職場が
お仕事がんばってるかニャ~?
さて、「市役所駅」からだと正門より東門の方が圧倒的に近いので、ちょこっと北上して空堀を渡ります。
ってか、城郭の北側と西側にはたっぷりと水を湛えた広大な水堀が広がるのだけど、なぜか東側と南側には水がはっていない…。
元々はここも水堀だったのだろうか?
橋を渡ると石垣によって形成されたクランク状の所謂“枡形”があります。
以前はここにも巨大な門櫓が置かれていたのでしょうね。
枡形を抜けると左手に愛知県体育館がありますよ。
四半世紀前に長渕剛のコンサートを兄弟三人で来ましたよ。
懐かしいな~
当時は“ライブ”なんて言い方はせず“コンサート”でしたが、ちゃんとしたコンサートホールではなく体育館で行われるのはわりと珍しい時代でしたね。
ちなみに、体育館の西側には『二ノ丸大手二之門』があるので、この場所も名古屋城二ノ丸の一部という事のようです。
やべぇ、東門の写真撮り損ねてた
とりあえず、天守閣2Fの特別展示も観覧できる券(800円)で入場!
※基本入城料は500円です
東門の内側には菊人形。
菊人形って、犬神家のトラウマで未だに怖いんだよね~
広大な二ノ丸。
先ほどの体育館の敷地を含めると、どんだけ~って感じだね。
二ノ丸には、二ノ丸広場、名勝二ノ丸庭園、二ノ丸東庭園があるのですが、天守を見た後にのんびり散歩しようと思ってスルーしたら、帰りにはすっかりそのこと忘れてしまっていたのでした
“清正公石曳きの像”に、二ノ丸と西ノ丸を隔てる堀に、本丸を取り囲む堀ね。
『東南隅櫓』(重文)
古名は『辰巳櫓』
一瞬西ノ丸に入りますが、すぐさま『表二之門』をくぐって本丸へ
今は無き『表一ノ門』と『表二之門』で枡形を形成していました。
『東南隅櫓』の内側
さすがに中には入れませんですじゃ
クランク抜けると『本丸御殿』があった~
現在、第二期復元工事中の御殿ですが、目の前の“玄関(車寄せ)”からは入ることができません。
というわけで、右端に見きれている現在の入り口から入りますよ。
【第一期復元工事】
<中之口部屋>
靴ロッカーと荷物ロッカー(百円リターン式)があります。
大きいバッグとか持ってると荷物ロッカーに入れていくよう指示されます。
というわけで、交換レンズたちはロッカーに入れてG7だけ持って見学開始!
<玄関>
<表書院>
【第二期復元工事】
<対面所>
複製ですが、豪華絢爛な屏風絵の数々です。
質実剛健ともいうべき掛川城の御殿とは対極的な感じですね。
<下御膳所>
ここには復元工事を支援してくれた人たちの名札が並べられています。
ちゃんと見てこなかったけど、もしかして城芸人ロンブー敦の名札もあったりするのかニャ~
第二期復元工事は平成29年度完了予定で、完了すると<上台所>などが見学できるようになるでしょう。
第三期復元工事では<上洛殿>や<上御膳所>などが復元され、平成30年度にはすべての復元工事が完了する予定となっています。
復元作業の様子が見られるという事で、せっかくなので見ていきましょう。
ヘルメットを被りましょう!
おおっ! なんかすごい!!
雨風の影響を受けないように囲われた中で作業が行われているので、謎の超古代文明の遺跡発掘現場のような雰囲気も漂っている。
それにしても、なんて巨大な屋根なんだ!?
でも、この屋根って<上洛殿>のものだから、第三期復元工事って既に始まってるんだ。
第二期と第三期は並行作業ってことね。
ちなみに、明日(10/28(金))現場見学会があるそうです。
(って、今さら遅いか?)
さぁ、いよいよ天守閣へ…
と、その前に。
『東一之門(跡)』
『東二之門』
ここも二つの門で枡形を形成。
そして、ここに『清正石』
加藤清正が他の大名たちに自分の“力”を見せつけるために運んだ巨大な石です。
案外目立たないとこにあるので、やもするとスルーしてしまうかもしれませんでしたな~
で、あんた誰?
というわけで、【本丸御殿篇】はこれにて終了!
次回【天守閣篇】をお楽しみに~
もともとは10/21(土)~22(日)にHONDAドリームの一泊ツーリングに行って、10/23(月)に年休をとってゆっくりツーレポを作成するという計画でしたが、仕事の状況をみて早い段階で一泊ツーを見送り、10/25(火)〆の仕事に切を付けて10/26(水)に年休を取ることにして“どんぶり街道ツー”でもしようと思ったりしたのですが、昨日の記事に記したように、入れなくなってしまう前に名古屋城天守閣を上っておこうということになりました。
名古屋城は名古屋市の中心にあるので、そんなとこに車やバイクでは行きたくないということで電車でGo!
およそ40分、名鉄電車に揺られてうっつらうっつらしながら金山総合駅へ
地下鉄・名城線に乗り換えて、およそ10分で市役所駅に到着。
名古屋城側の出口に向かうと、こんな絵図がお出迎え
もう一駅先に「名城公園駅」があるけど、「市役所駅」で降りた方が名古屋城には近いという紛らわしい状態
車内アナウンスで教えてくれなければ危うく「名城公園駅」まで行ってしまうところだったよ。
7番出口から地上に出ると目の前に名古屋城の空堀と石垣が現れますが、南側に目を移すと姉の夫の職場が
お仕事がんばってるかニャ~?
さて、「市役所駅」からだと正門より東門の方が圧倒的に近いので、ちょこっと北上して空堀を渡ります。
ってか、城郭の北側と西側にはたっぷりと水を湛えた広大な水堀が広がるのだけど、なぜか東側と南側には水がはっていない…。
元々はここも水堀だったのだろうか?
橋を渡ると石垣によって形成されたクランク状の所謂“枡形”があります。
以前はここにも巨大な門櫓が置かれていたのでしょうね。
枡形を抜けると左手に愛知県体育館がありますよ。
四半世紀前に長渕剛のコンサートを兄弟三人で来ましたよ。
懐かしいな~
当時は“ライブ”なんて言い方はせず“コンサート”でしたが、ちゃんとしたコンサートホールではなく体育館で行われるのはわりと珍しい時代でしたね。
ちなみに、体育館の西側には『二ノ丸大手二之門』があるので、この場所も名古屋城二ノ丸の一部という事のようです。
やべぇ、東門の写真撮り損ねてた
とりあえず、天守閣2Fの特別展示も観覧できる券(800円)で入場!
※基本入城料は500円です
東門の内側には菊人形。
菊人形って、犬神家のトラウマで未だに怖いんだよね~
広大な二ノ丸。
先ほどの体育館の敷地を含めると、どんだけ~って感じだね。
二ノ丸には、二ノ丸広場、名勝二ノ丸庭園、二ノ丸東庭園があるのですが、天守を見た後にのんびり散歩しようと思ってスルーしたら、帰りにはすっかりそのこと忘れてしまっていたのでした
“清正公石曳きの像”に、二ノ丸と西ノ丸を隔てる堀に、本丸を取り囲む堀ね。
『東南隅櫓』(重文)
古名は『辰巳櫓』
一瞬西ノ丸に入りますが、すぐさま『表二之門』をくぐって本丸へ
今は無き『表一ノ門』と『表二之門』で枡形を形成していました。
『東南隅櫓』の内側
さすがに中には入れませんですじゃ
クランク抜けると『本丸御殿』があった~
現在、第二期復元工事中の御殿ですが、目の前の“玄関(車寄せ)”からは入ることができません。
というわけで、右端に見きれている現在の入り口から入りますよ。
【第一期復元工事】
<中之口部屋>
靴ロッカーと荷物ロッカー(百円リターン式)があります。
大きいバッグとか持ってると荷物ロッカーに入れていくよう指示されます。
というわけで、交換レンズたちはロッカーに入れてG7だけ持って見学開始!
<玄関>
<表書院>
【第二期復元工事】
<対面所>
複製ですが、豪華絢爛な屏風絵の数々です。
質実剛健ともいうべき掛川城の御殿とは対極的な感じですね。
<下御膳所>
ここには復元工事を支援してくれた人たちの名札が並べられています。
ちゃんと見てこなかったけど、もしかして城芸人ロンブー敦の名札もあったりするのかニャ~
第二期復元工事は平成29年度完了予定で、完了すると<上台所>などが見学できるようになるでしょう。
第三期復元工事では<上洛殿>や<上御膳所>などが復元され、平成30年度にはすべての復元工事が完了する予定となっています。
復元作業の様子が見られるという事で、せっかくなので見ていきましょう。
ヘルメットを被りましょう!
おおっ! なんかすごい!!
雨風の影響を受けないように囲われた中で作業が行われているので、謎の超古代文明の遺跡発掘現場のような雰囲気も漂っている。
それにしても、なんて巨大な屋根なんだ!?
でも、この屋根って<上洛殿>のものだから、第三期復元工事って既に始まってるんだ。
第二期と第三期は並行作業ってことね。
ちなみに、明日(10/28(金))現場見学会があるそうです。
(って、今さら遅いか?)
さぁ、いよいよ天守閣へ…
と、その前に。
『東一之門(跡)』
『東二之門』
ここも二つの門で枡形を形成。
そして、ここに『清正石』
加藤清正が他の大名たちに自分の“力”を見せつけるために運んだ巨大な石です。
案外目立たないとこにあるので、やもするとスルーしてしまうかもしれませんでしたな~
で、あんた誰?
というわけで、【本丸御殿篇】はこれにて終了!
次回【天守閣篇】をお楽しみに~
名城ですねー。
工事中の中が見れるのはいいな。
これはもうこの時しか見れませんもんね。
by 響 (2016-10-28 09:54)
姫路城も化粧直し中に見に行っておけば良かったな~って思いました。
通常見られない角度から見られるのも工事中の楽しみの一つかも(^^
>響さん
by よっすぃ〜と (2016-10-29 16:57)