よしさんぽ【藤川宿編】

5/15（日）　ときどき

うちの隣のおうちの塀

今日は早朝に（旧）東海道を江戸へ向かって歩いてみました。

道の右側が『西屋敷』、左側が『北屋敷』という地名になるのですが、ここら辺は先日紹介した『生田城』の城下町の武家屋敷があったと推測されます。

　
僕の子供の頃には通学時間帯の通行規制はありませんでしたが、

現在は月～金の7時半～8時半まで次の信号までの車両の通行ができなくなります。

新町には街道の名残の松が残っています。

この近くに岡村孝子さんが結婚してた当時に建てた豪邸があるはずなんですがぁ…
まぁまぁ豪邸があるので、どのおうちがそれなのか僕は知りません
完成を待たずして離婚してしまったので、住むことはありませんでした。

ちなみに、ここら辺は僕が子供の頃に開発された新興住宅地だったので『新町』となっています。

市道で分断されたところに…


お祝い事などの時にちょいちょい使われた美合町民御用達の中華屋さんがあります。


R1のとこの横断歩道を渡るように注意書きがありますが、早朝で交通量も少ないので安全確認して市道を渡っちゃいます。

こんなんいつできたか知らんのやけど、道標があります。

すぐそこに横切るのは竜泉寺川

かの「岡崎豪雨」の際にはここも大反乱しまして、一本上流の橋が落っこちました。

ここからR1に合流します。


数百mR1沿いを進みます。


道の駅まであと1km


恐竜が居ます。

鉄くずのリサイクル工場だと思っていましたが、貴金属・宝石の買取をしてるのは今日知りました。

ここからまたR1と分離するんですがぁ…


北の方を見ると赤男爵のライスクがあります（矢印の所）

右手の山の上の建屋は三河高校と愛知産業大学です。
三河高校は僕が高校に上がる年に新設された私立高校で、一応試験を受けに行きましたが、ものすごい急坂で自転車で登るのに体力を使い果たして試験どころではありませんでしたよ。

正確にはまだここは『藤川宿』ではありません。


赤男爵の本社工場がありますよ。


『藤川の松並木』

意外と交通量があるんですが、歩道が無いので歩く際には注意が必要です。

ちょっと壊れてる…


天然記念物やったんや


踏切のとこでちょうど電車が来たので撮り鉄～

名鉄です。

踏切渡ってすぐにY字路があります。

右が今来た道（東海道）で、左が『吉良道』です。
『吉良道』っていうのは、吉良上野介の領地である吉良へ通ずる街道です。

あら？　こんなとこに射撃場があったんだ！

歩いてみるといろんな発見がありますなぁ～

謎の言語をしゃべる自転車の集団が走って行きました。

そのうちの一人が背中にブラジル国旗を背負っていたのでポルトガル語（ブラジル語）だったんだろうと思うんですが、同じラテン語でもイタリア語やスペイン語は何となく判別がつくんですがポルトガル語は全然わかりません。
某S社で長いことブラジル人と一緒に仕事をしていたのですが、ポルトガル語（ブラジル語）は全然聞き取れなかったなぁ。

芭蕉の句碑がこんなとこにもありました。

句碑のある『十王堂』は「歴史的風致形成建造物」だそうです。
なんか聞いたこと無い名称が出てきましたよ。

藤川小学校

マジマジと見たこと無かったけど、ここけっこう大きい学校だったんだな。

で、ここが『藤川宿』の西の端となる『西棒鼻』です。

つまりここからようやく『藤川宿』に入ります。
「棒鼻」って言うのは宿場の境界のことで、棒杭が立っていたことからそう呼ばれるそうです。

ここで、パーン！パーン！と銃声が聞こえてきました。
はじめは何の音かわかりませんでしたが、先程「射撃場」の案内板があったことを思い出して、それが銃声であることに気付きました。
でも、こんな朝早く（この時6時45分くらいです）から射撃練習をする人が居るのか～って感じ。

まだまだあるな…


この辺りは宿場町っぽさが薄いですが、

道幅が宿場町って感じですよね。

この常夜灯は何かよくわからんけど、奥に何かあるわけでは無さそう。


ここも特に何かあるわけでは無くて、『藤川宿』の案内板です。


反対側に『藤川宿脇本陣跡』があります。


資料館になってますが、営業時間外なので中を見ることができませんでした。

隣に広い駐車場があるので、車で来ても安心ですよ。

さらに隣には『高札場』


『高札場』とは法令などを記した札を掲げて民衆に周知させた場所だそうです。


ちょっとした見晴らし公園になってます。

線路がすぐそこに見えるので、撮り鉄にも良さそうです。

謎のバイク屋と宿場町っぽい建屋が出てきました。


これも「歴史的風致形成建造物」だそうです。


あ、この風景イイな。

奥に見える白い建屋は、名鉄の「舞木検査場」です。

このなかなかな建屋は老舗の人形店「粟生人形」です。

「粟生」は”あおう”と読むらしいです。

『高札場』はほんとはココにあったようです。


これは何だっけ？


だいぶゴールに近づいてきましたが、観光客用の駐車場があります。

トイレもあるので安心ですね。
自販機もありますよ。

『曲手』

なんのことやろ？って、そのまままっすぐ進んでしまいましたがぁ…


7時過ぎに今回のゴールとなる『東棒鼻』に到着です。

うちから約1時間でした。
僕の歩行速度は約6km/hですので、だいたい6km歩いてきたことになります。

この先はまたR1に合流することになります。


広重の浮世絵もあったりするんですがぁ…

なんか、門みたいなものがオフセットした位置にあるのが気になって地図を確認してみたところ。

なるほど！　さっきの『曲手』のとこでクランクしてたんだ。


てなわけで、しばし休憩した後折り返して『曲手』を正しく通りましょう！


なんかめっちゃ住宅地の中通るので気が引けるんですけど～


藤川小のとこまで戻って、ちょいと街道から外れて藤川駅へ


電車に乗るわけでは無くて、線路の向こうの道の駅に行きたいのです。


歩道橋で名鉄を渡りますが、ちょうど上下線の通過列車が来たので撮り鉄しましょう！

エレベーターで降りようかと思ったけど、金曜に美合駅でエレベータを利用しようとしてる若造に心の声で「それはお前の為にあるんじゃないぞ！」と叫んだことを思い出したのでやめておきました。
駅のエレベーターは老人や障害者のために設置されたものなので、足腰のしっかりした健常者が利用するのはいかがなものか？と思っておりますので。

家康公の背中を見るのは、道の駅ができたばかりの時以来かな？

日曜だけど、意外と電車がよく通るな。
日曜でも仕事する人が居るから通勤時間帯は本数が多いのかな？

まだ7時半なので、道の駅の施設は営業時間外です。


でも、ココには24時間営業のミニストがありますので、朝食にいたしましょう！

たっぷり歩いたので、イイ感じにお腹が空いていました。
米でしっかりエネルギー補給です。

鳥ちゃん来た。

お前さんも朝ごはんが欲しかったのかい？

ドッグランのパネルが用意されていたのですがぁ…

もしかしたら日曜だけドッグランが設営されるのかな？

東海道へ戻るために道の駅の西側の小さな踏切を渡ろうとしたところ、

第二駐車場のとこの自販機にかわいい葵の紋がありました。
このアレンジいいね

東海道に復帰


踏切でまた電車来たので…

ウルトラマンカラーの車両は「シン・ウルトラマン」の公開に合わせたものではなく、何年も前からこのカラーリングの車両が増えています。
僕的には真っ赤（朱色ですがぁ）な車両こそが「名鉄」ってイメージなので、このウルトラマンカラーはあまり好きではありません。
特急の白赤もあまり好きでは無いし、空港線のミュースカイに至っては赤色が一切無くって「そんなの名鉄じゃねぇ！」って思ってたりしています。
※半世紀前には緑の車両が走っていた記憶もあるんですけどね。

『藤川の松並木』で大きなナットを発見！

バイクの後輪の車軸を留めてるナットくらいの大きさかな。
赤男爵の本社工場のとこだったので、工場から転がり出てきたんでしょうか？
まさかね

ガソリン安っ！！

R1から旧街道に入るところにある看板なんですが、『三国志』の斜交いにあるSSは昔から超激安です。
あまりに安いので怖くて入れたことはありません。
初めてのマイカーで、他の比較的安目のSSで給油した際に調子が悪くなったことがあったので、安いところでは入れないようにしてるんです。

8時半過ぎに無事帰還。
曇ってたおかげで気温があまり上がらなくて、トータル12km歩いてもじんわり汗ばむ程度で済みました。
でも、トータル20km以上歩いた「二十七曲がり」の時よりも疲労感が強い気がする～

午後からヴァル子さんで軽くお散歩ツーをしようと思っていましたが、出かけるエネルギーがもう残ってなかったのでした。
ヴァル子さん、ごめん！


でもまぁ、これに懲りずにまた東海道を歩こう！

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