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近場の城攻め~その一【挙母城篇】 [城日記]

今日は近場にあるのがわかった城を攻めに行ってまいりました。


前半に紹介するのは、豊田市にある挙母(ころも)城です。

じつは、この挙母城、三箇所あります。
再建する度に位置がちょっとずつ移動してるのです。

最も古い時期に造られたのが、金谷城です。
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…別名衣城…別名挙母城
14世紀初頭に築かれた城で、現在は石碑のみが公園&神社の片隅に建てられています。
金谷町の住宅地にあり、狭く入り組んだ場所にあるので、今回ナビが無ければ発見が難しかったかも?

 
次の挙母城は、別名桜城です。
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17世紀初頭に築かれた城で、実は名古屋城並みの広大な面積を持つ巨大城になる予定でしたが、矢作川の氾濫による水害被害で完成はしなかったようです。
で、現在は元城町のNTTビルの北に「桜城址公園」として、櫓台石垣がわずかに残っているのみとなっています。
名前の由来は、たくさんの桜が植えられていたということなので、とても綺麗な城であったと想像されます。
公園には今も桜があるので、桜の季節に来ると良いかも?です。 ※駐車場はありませんのであしからず。


最後の挙母城は、別名七州城です。
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七州城桜城が度重なる水害を受けて18世紀後半に移転してきたお城です。 ※それまでは、100年も水害と戦ってきたのか?
現在は小坂本町にある豊田市美術館の一角に「隅櫓」が復元されています。
以前訪れた、渥美半島の田原城と同じような状態ですね。
隅櫓には入れるのかな?と思って扉に手を掛けてみましたが、鍵がかかって固く閉ざされていました。
残念!

隅櫓から北に丘を登っていくと、又日(ゆうじつ)亭という書院&茶席があります。
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こちらも閉まってるようですね…。
後でパンフレットを見たら、「文化的催事」に利用可能(有料)ということなので、どちらも何かイベントごとがないと中に入れないようですね。

そこからさらに北へ行くと、童子苑というお茶屋がありました。
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庭の写真を撮ったり、玄関先におかれたパンフレットを貰ったりしていたら、玄関が突然開いて「よろしかったら、どうぞ中へ!」なんて誘われちゃったけど、お茶する気はサラサラ無かったので、笑ってごまかして立ち去りました。
ちなみに、お茶は一服300円ですぞ。
また、隅櫓又日亭の利用予約はこちらでできるようです。
もう一つおまけに、このお店の名前の由来は、七州城があったあたりを「童子山」ということから来ているとの事。


七州城の本丸があった辺りに豊田市美術館があります。
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中庭には色んなオブジェが立ち並んでいますよ。
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入場無料らしいですが、今日は城攻めが本命だし、特に興味を引くような内容の展示をしてる様子もなかったので中へは入らず、次なる目的地へと移動しました。



挙母城トヨタ本社があるトヨタ町の北側にあり、先日も訪れた挙母温泉「おいでんの湯」のすぐ近くに点在しています。





そして、今日の本命城は…つづく
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