近場の城攻め~その二【岩崎城篇】 [城日記]
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日進市は名古屋市の東に位置していますよ。
日進市には徳川家康vs羽柴(豊臣)秀吉の戦の中で、ある種要となった
岩崎城があります。
秀吉が小牧山城の徳川軍の背後に回り込もうと三河方面へ送り出した池田軍を、この岩崎城を守っていた徳川配下の丹羽氏がいち早く察知して惹き付けてくれた岩崎城の戦い(ここで丹羽軍は全滅しますが…)のおかげで、徳川軍は小牧・長久手の戦いで勝利することができたということです。
TOP写真の隅櫓の下に駐車場があるなんて知らなかったので、裏手の二の丸の方へ停めて入城です。
最初に、二の丸庭園が姿を現しました。
水がはられてないので、少々物寂しい雰囲気です。
できれば、鯉なんかを泳がせて、綺麗な日本庭園にして欲しいものです。
その隣に、「勘助の井」というものがあります。
ひしゃくで水をすくって、白い石のあたりに水を垂らすと、琴のような音色が鳴るというものです。
原理は、地中に埋められた水瓶で滴る水音が反響して、キン・キンという音が鳴るのですが…、琴の音色とはちと違うような…
櫓台跡に行くと、”徳川家に忠誠を誓った”という碑文があります。
明治後期に建てられた物ですが、岩崎城の戦いで全滅した丹羽軍の慰霊碑とでも言ってよいでしょうか。
その他、あまり多くはありませんが、なかなか面白い遺構も残されています。
「岩崎城古墳」は、一見なんだかわかりませんが、円墳だそうです。
特に柵とか設けられてないので、溝の中まで入っちゃうこともできますよ(良いのか?)。
「隅櫓跡」や「井戸跡」のあたりは柵に囲われてます。
「隅櫓跡」の横に復元櫓が建っていますが、天守閣風のこの建物はただの展望台です。
中に入ると、一階は地元の自然や生物の紹介や出土品などの展示、二階は地元住民の写真展をやっていますよ。
三階には何も無く、展望台は金網張りです。
ちなみに、入場無料です。
入り口に受付があるのですが、係の人すら居ませんでした。
お隣には「岩崎城歴史記念館」と言うものがあり、こちらに戦国時代の遺物などが展示されています。
こちらも入場無料ですが、こちらは”館内撮影禁止”の為、内部の写真は無しです。あしからず。
一階の常設展示室に先の「岩崎城の戦い」を説明するジオラマや鎧・鉄砲などの遺物が展示されています。
二階の特別展示室では「おひなさま」特集(2/6~3/7)が開催されていました。
こちらは、特に撮影禁止の文字が無かったので、この豪華な「御殿飾り雛」とやらを撮らせてもらいました。
さぁ、いよいよ尾張へと進軍を開始しましたよ。
そろそろ、小牧山城の発掘調査も終わる頃だし、三月後半にはあの織田信長の拠城「清洲城」も改修工事が終わるので、随時陥落させていこうと思います。
さて、今回は80kmというショート(?)ツーリングでしたが、先日のトラブルがウソのようにヴァル・ヴァロ号もご機嫌な様子でした。
…逆に、謎が深まるばかりなんだけど…。
日進市は名古屋市の東に位置していますよ。
日進市には徳川家康vs羽柴(豊臣)秀吉の戦の中で、ある種要となった
岩崎城があります。
秀吉が小牧山城の徳川軍の背後に回り込もうと三河方面へ送り出した池田軍を、この岩崎城を守っていた徳川配下の丹羽氏がいち早く察知して惹き付けてくれた岩崎城の戦い(ここで丹羽軍は全滅しますが…)のおかげで、徳川軍は小牧・長久手の戦いで勝利することができたということです。
TOP写真の隅櫓の下に駐車場があるなんて知らなかったので、裏手の二の丸の方へ停めて入城です。
最初に、二の丸庭園が姿を現しました。
水がはられてないので、少々物寂しい雰囲気です。
できれば、鯉なんかを泳がせて、綺麗な日本庭園にして欲しいものです。
その隣に、「勘助の井」というものがあります。
ひしゃくで水をすくって、白い石のあたりに水を垂らすと、琴のような音色が鳴るというものです。
原理は、地中に埋められた水瓶で滴る水音が反響して、キン・キンという音が鳴るのですが…、琴の音色とはちと違うような…
櫓台跡に行くと、”徳川家に忠誠を誓った”という碑文があります。
明治後期に建てられた物ですが、岩崎城の戦いで全滅した丹羽軍の慰霊碑とでも言ってよいでしょうか。
その他、あまり多くはありませんが、なかなか面白い遺構も残されています。
「岩崎城古墳」は、一見なんだかわかりませんが、円墳だそうです。
特に柵とか設けられてないので、溝の中まで入っちゃうこともできますよ(良いのか?)。
「隅櫓跡」や「井戸跡」のあたりは柵に囲われてます。
「隅櫓跡」の横に復元櫓が建っていますが、天守閣風のこの建物はただの展望台です。
中に入ると、一階は地元の自然や生物の紹介や出土品などの展示、二階は地元住民の写真展をやっていますよ。
三階には何も無く、展望台は金網張りです。
ちなみに、入場無料です。
入り口に受付があるのですが、係の人すら居ませんでした。
お隣には「岩崎城歴史記念館」と言うものがあり、こちらに戦国時代の遺物などが展示されています。
こちらも入場無料ですが、こちらは”館内撮影禁止”の為、内部の写真は無しです。あしからず。
一階の常設展示室に先の「岩崎城の戦い」を説明するジオラマや鎧・鉄砲などの遺物が展示されています。
二階の特別展示室では「おひなさま」特集(2/6~3/7)が開催されていました。
こちらは、特に撮影禁止の文字が無かったので、この豪華な「御殿飾り雛」とやらを撮らせてもらいました。
さぁ、いよいよ尾張へと進軍を開始しましたよ。
そろそろ、小牧山城の発掘調査も終わる頃だし、三月後半にはあの織田信長の拠城「清洲城」も改修工事が終わるので、随時陥落させていこうと思います。
さて、今回は80kmというショート(?)ツーリングでしたが、先日のトラブルがウソのようにヴァル・ヴァロ号もご機嫌な様子でした。
…逆に、謎が深まるばかりなんだけど…。
私の生まれ故郷の愛媛では、お雛様は御殿に入っていましたが、
この辺りでも、御殿に入ったお雛様があるんですね。
見てみたいです。
それにしても・・・入場無料とは良心的♪
by みぃ (2010-02-20 23:00)
岡崎では聞いたこと無かったですが、御殿飾りは西日本を中心に、東海では名古屋や静岡でも流行ったそうです。
派手好きな名古屋人にはもってこいな感じですね。 >みぃさん
by よっすぃ〜と (2010-02-20 23:14)
おはようございます。
この近くはよく通りますが・・・・
知りませんでした。
by BPノスタルジックカーショー (2010-02-21 05:19)
県道57号を北上していくと「岩崎」交差点から右前方に隅櫓がデデーンと見えるので、今度立ち寄ってみてください。
(近くにロータスのショップがありますよ)
>BPノスタルジックカーショーさん
by よっすぃ〜と (2010-02-21 19:33)