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ゾンビ犬 [日記・ざれごと]

我が家の番犬かん太が死にそうです。

異変に気付いたのは木曜の夜。
いつもなら僕が会社から戻ってくると散歩をねだってギャンギャン吠えるのに、その日はあまり吠えなかった上に鎖を外してもゆっくり歩き出すような感じ(いつもは猛ダッシュで飛び出していくのに…)。
人間で言ったら100歳を越えるような老犬なので調子が悪く元気が無いこともしばしばで、その日もそんな感じなんだと思っていたけど、夜中に1時間おきくらいにキャウンキャウン鳴いて寝かせてくれなかったし、金曜の夜には仕事から帰ってくるともう立ち上がることもままならないような状態で、いよいよ逝っちゃうのかな~って。

でも、歳だから!っていう単純なものではなかったのです。

犬小屋の周りを掃除してたら巨大なうじがわさわさと…!!
え?と思ってかん太のお尻を見てみると肛門からうじがわさわさと!!!
ぎゃ~!!!!!!!!!!
背中やお尻に泥が付いてるところがあるので、それだけでも拭いて取ってやろうと思ったら、水やおしっこで濡れて土が付いたのではなく、皮膚がただれて分泌液で濡れたところに土が付いて固まっているんだと判明。
なんだかえらい事になってる予感。

もう手遅れだからこのまま死ぬのを待とうと思っていたら、兄貴が近くの獣医さんに電話してみたところ「診てみんとわからん」ということで病院へ連れて行くことに…。
そこで一部皮膚のただれた辺りの毛を切ってみると、皮膚をうじが食い破っていてまるでバイオハザード(恐)
肛門近くにこぶのようなものができていたのですがそれは腫瘍とのことで、そこらへんにハエが卵を産みつけここんとこの陽気によって一斉に爆発的に孵化して出てきたのではなかろうか?そもそも、昨年の秋くらいから既に寄生はされていて、寒い間は活動がおとなしかったのでわからなかっただけかも?との見立て。
とにかく、乾燥させてやるとうじは居なくなるので悪くなってる部分(とその近辺の健康な肌の部分)の毛を全部刈り明日また来てとのこと。

ということで、家に戻り兄貴とふたりで毛を刈っていったのだけど…。
背中からお尻の周りまでほとんど駄目で、ふかふかの毛で覆われていたので全然わからなかったけど、あまりのおぞましい光景に鳥肌が立ちまくり、このブログを作成中も思い出すと鳥肌が立ってしまって、なんか眠れないかも…。
途中から姉夫婦も加わって毛刈りをしていたのだけど、かん太くんが暴れるし暗くなってきてしまって全部をやりきる事はできなかったですよ。
で、さすがに暗くなってきたら肌寒くなってきたので、このまま外に置いとくのは可愛そうだということで物置(元借家部分)へ入れておくことに…。

数時間後様子を見に行ってみると、さっき乾いて傷口にうじが居なくなってた箇所がまたぐじゅぐじゅになってうじがたかっていたので気温が下がって風の無い室内に居るので傷口が乾燥せず状況が悪化してるのね。
SA390121.JPG

矢印の部分が背中からお尻にかけてうじに皮膚を食い破られてゾンビ状態なんですが、さすがに鮮明な映像ではおぞましすぎるので、暗闇の中で撮った不鮮明な映像のみとしておきます。

姉はその光景を「はだしのゲン」のようだと称したけど、生きながらにして体中をうじに喰われていくというのはどんな痛みなんだろう?
そりゃ、夜中中鳴くわな…。
時々目を開けたまま意識不明になってるんだけど、「そのまま逝ってくれ!」と祈ってるのにすぐに戻ってきちゃうんだな。
そんなに苦しまなくてもいいのに、何で戻ってきちゃうんだろう。
なんだか泣けてきた…。

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ダムライダーヨッシィ

2009年4月19日 かん太 永眠

斎場へ行こうと思っていたら、本日友引でお休みとのこと…。
明日の朝 兄貴が連れて行くことになりましたが、早く焼いてあげたいよ。
by ダムライダーヨッシィ (2009-04-19 09:48) 

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