DERBI GPR 125 Racing ってどうよ？：バイクは赤だとのたまへり：SSブログ

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憂鬱なHPの方にDERBIの現在のモデルラインナップの紹介ページを追加していて、時代の流れによって惜しくも生産終了となってしまった逸品があることを思い出しました。

DERBI GPR 125 Racingです。

どうです？
カッコイイと思いませんか？

　
僕が二輪免許を取得して最初のバイクとして、「'07 Aprilia RS125」「'07 HONDA CBR125R」と並んで候補に上げていたものの、80万円弱というあまりにも高いプライスから真っ先に除外したモデルです。　※当時のRS125とCBR125Rは49万8000円。

RS125がフェラーリ512BBのような女性的で流麗なモデルであるのに対し、GPR125はランボルギーニ・カウンタックのような男性的で猛々しく且つシャープなモデルだと思います。

RS125と同じく2stの125ccで、パワーはヨーロッパ自主規制値いっぱいの15psですが、レーシングチャンバー等への交換によって30ps近い出力も可能だったと思います。　※当然公道走行不可ですが…。
当時流行のセンターアップマフラーのおかげで、当然のことながらリアシート下の収納スペースはありません。
メインのシート下にはオイルタンクと工具が納まっています。

そして面白いのが、フルカウルの「Racing」の他に、ネイキッド風の「NUDE（ヌード）」と言うモデルも存在しました。

さらに、50ccモデルも存在していました。

NUDEについては実際に販売されたのか？いつまで造られていたのか？不明ですが、50＆125のRacingについては2009年までカタログ上には載っていました。

そして、2009年に登場した新型のGPRはこんな感じ。

ちょっと丸っこくなってカッコ悪くなっちゃいました

左の50 2Tは2ｓｔのままで、右の125 4T 4VはTERRAと同じ4stDOHC4バルブエンジンを搭載しています。
マフラーの出し方も変更されて、50 2Tの方はリアの車軸あたりまで低い位置に延びるタイプで、125 4T 4Vはなんと完全ミドマウントで右足のペダル付近に排気口があります。
円高の影響もあって常識的な価格に近づいてきています（それでもRS125より高いけど…）ので、経済的に余裕のある方はセカンドもしくはサードバイクにこんなのを一台手に入れてみるのも面白いんじゃないでしょうか？

GPR 50 Racingを見て感の良い人は気づいてるかもしれませんが、実は'07～ Aprilia RS50はDERBIからのOEMです。

フロント部分だけRS125と同形状のものになってますが、中身はまるっきりGPRなのです。　※しかし、なぜかRS50の方が10万円近く安かった。

DERBIもApriliaも同じPIAGGIOグループなのでこういう衣替え作戦が成立しちゃってますが、もしかしたらRS125もGPR 125 4T 4Vの顔だけチェンジで新型が登場してくるんじゃないかと想像しています。