風に立つライオン

10/24（土）　

天気予報では「秋晴れ」と言ってたと思ったのに、朝からどんよりした雲が広がって雨も心配されましたが、出棺の時には青空も多く見られて…

夏のような積雲が多くて、真夏生まれの母が「なつ空」を連れてきたのかしら？って思ったりして…。

昨夜は、母の思い出が脳の記憶層から溢れ出てきてしまって、なかなか眠れなかったから眠くてたまらなかったよ。

　
親戚っつっても、母の姉くらいしか居ないので呼ぶ人も少なかったのだけど、このコロナの時代においては「家族葬」ってヤツが主流だそうで、今回は家族葬用のこじんまりとしたところで葬儀が行われました。
コロナが無かったら20～25名くらいは入れるだろう広さでしたが、席間を開けるために10名程度しか参列できないようにレイアウトされていました。

今どきだなぁと思ったのは、祭壇の遺影が液晶モニターになっていたこと。
5年ほど前の祖母の葬儀の際には昔ながらの祭壇の風景でしたが…
古い感覚の人間からすると、モニターはちょっとどうなんだ？って気もしちゃいます。

それにしても、今回の葬儀場はわりと最近できたみたいですが、コロナが来る前から「家族葬」ってのは多くなっていたようですね。


今回の記事のタイトルには、映画にもなったさだまさしの歌のタイトルを使わせてもらいましたが、母が好きだったということで、葬儀場でいくつかの歌を流してもらっていて、出棺前の最後の儀式というか、花や思い出の品を棺の中へ入れていく際に「風に立つライオン」が流され、最後の仕上げのタイミングでちょうどサビの盛り上がりのところがきて、ちょっぴりウルっときちゃいました。

スタッフのおはからいで、さだまさしのコンサートに行けるようにと、今年のツアーのパンフが添えられまして、それがまたじんわりきちゃいましたね。


夕方、初七日法要も終えて、みんなでの会食は無しで解散。
おうちで独り会食。

葬儀後の会食料理ってめちゃ高いんですけど、高いだけのことはあって、めちゃ美味しかった。

そして、最近これにはまりつつあります。

糖質0なだけあって、後味に変な甘さが残ったりしないのがイイ
その分苦みが強く感じられるけど、それがまた良いね。


ビールを買いに近所の711へ行った帰りに火星が見えていたのが気になってて、独り会食のあとにほろ酔い状態で天体観測をしました。

火星は赤いのですぐわかるね。

300mm望遠の最大ズームでもこんなだけどね。
撮影時（19時過ぎ）には火星の右の方にお月さまが居て…

「中秋の名月」はとっくに過ぎてしまいましたが、ビールと一緒にこんなものを買ってきていました。

来年の「中秋の名月」の際に憶えていたら、お団子が無くてもこのお饅頭を探してみよう！
そして、お月さまのさらに右の方に土星と木星が居ました。

左上が土星で、右下が木星です。
実は土星と木星の間に海王星が居るらしいのですが、さすがに写んないよね～
シャッターを長く開放すれば写るかもしれないけど、自動追尾装置なんて物は持って無いので、10秒開放しただけでもけっこうブレちゃって撮影は難しいだろうね。

ちなみに、この時、火星とお月さまの間には冥王星も居たらしいです。


話がだいぶ脱線しましたがぁ…
強引に話を戻すならば、「母上様の星はどこにあるのかなぁ～」って感じでよろしゅうございますかね？

母のイメージからすると、「星になった」よりは庭の片隅でひっそり咲いている「小さな白い花」の方が合ってるかもな。
そして、見た目には脆弱で風で飛ばされてしまいそうなんだけど、強く優しい心でわがままな夫（父）や子供たちを支えてきた「風に立つライオン」！
そんな人だったんだろうなぁ～と…

タグ：冥王星 海王星 糖質0 葬儀 家族葬 木星 会食 土星 火星

コメント 3

想い出があるということは素晴らしい事だと思います。
自分は女癖の悪い我儘な父に小学生の頃に母は捨てられ、
笑顔の母を思い出すことが出来ません。その父ももういませんが、父の葬儀では涙が出なくて泣こうと努力したことを覚えています。
by bis (2020-10-25 08:41) 

晩年は両親とも病気でかわいそうな姿ばかり見ていましたが、子供の頃の朗らかな家族だんらんを思い出すと、ホント自分は幸せなヤツだなぁとしみじみ思います。
　＞bisさん
by よっすぃ〜と (2020-10-25 18:45) 

お御堂様の件、ご愁傷様です。
実は私の母も９月末に亡くなりました。やはり葬儀は身内だけにして、母の５人の姉妹兄弟も、叔父二人だけに来てもらいました。
by デコピン (2020-10-26 07:37)