大井川水系ダム紀行：バイクは赤だとのたまへり：SSブログ

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大井川水系ダム紀行　[VTR日記] [編集]

ようやくこの日がやってきました。
大井川水系のダム探査を決行です。
と言っても、上流のダムを探査するには日帰りではちょっとむりだし、車両が入り込めない場所もあるようなので、上流のダムは後々大井川鉄道で探査したいと思います。

朝6：45起床。
晴天なり。
今日の天候と風の強さを確認し、身支度をして８時丁度に出発。
今回は、ちょっと距離があるので、途中まで東名高速を利用します。

久しぶりの高速走行に若干緊張しましたが、80km/h前後で走る車を見つけて張り付きます。
途中、やたら遅い軽を追い抜く為に100km/h強まで加速…ちと怖い。
静岡方面への道は混んではいるけどちゃんと流れているのに対して、名古屋方面への道は朝から超渋滞で、岡崎から浜松まで延々ノロノロが続いていました。
「下道走ったほうが速いんじゃない」なんて笑っていたら、豊川を越えたところでこちらも急にノロノロに…。
すると、名古屋方面の道に5～6台の車とパトカー、救急車が路肩に停まっていました。
玉突きしたようですね。
で、その現場を過ぎると、こちらの車線は急にハイスピードに戻りました。
おいおい、反対側の事故を見るために減速して渋滞が起こってたのかよ！！

もうすぐ高速を降りちゃいますが、浜名湖SAでちょっと休憩。

微妙な隙間にむりやり捩じ込みました。
駐輪場、もうちょっと大きくして欲しいでゲス！
肩とか腰とかが硬くなってきてたので、体をほぐす体操をしてすぐ出発です。

浜名湖西ICで降りるわけですが、先日ドリームの店長さんから「ETCなんか付けなくてもカードで払えばいいよ！」と言われていたので、カードで払ってみました。
一応、「このカードでも良いですか？」とコスモ（VISA）カードを出すと、おっちゃん「いいよ！」と

　
県道65号に入ると渋滞で、いや～んな感じでしたが、国道152号に入ると空いてペースもぐんとあがります。
しかし、二俣に近づくと制限速度を下回るような遅すぎる軽に行く手を阻まれイライラが募ります。

国道362号に入りセンターラインが白くなったところでようやく抜き去る事ができて、気持ちよ～くなってきたところで道の駅「いっぷく処横川」に到着。
と、ここで今日の失敗その①に気づきました。
2時間走ったのでナビのバッテリー残量が残り1/3ということで、充電しようと思ったらシガー電源コードを忘れてきてしまったのです。
ということで、道に迷った時の為にエネルギーを温存することにしたので、ここからはログが取れませんでした。

すっかり曇り空になっちゃって寒くなってきたので、コーヒーで暖まって出発しようとしたらバイク老人軍団がやってきました。

老人なんていっちゃうと失礼だけど、みんな60歳前後って感じでした。
で、一人のじいさんがこっちへやってきて「一人はぐれちゃったんだけど、赤いバイクがあったから近寄ってみたら全然違ってた～ハハハ」とのこと。
元気な不良じいさんたちだぜ。

362号はしばらく片側一車線の広くて綺麗な道が続くので気持ちよく走っていると、県道389号の分岐以後突如センターライン無しの狭く曲がりくねった峠道へと変貌し、頂上部を越えて延々と下っていくクネクネの途中で道路工事をしていて、土が耕された状態になっていたのでド緊張させられました。
そして、その後のヘアピンで、土で目詰まりしたタイヤがすべり転倒寸前の恐怖もあじわいながら、いつまでこんな道が続くんだろう？と思っていたら、ダムがありました。
境川ダムです。

このダムは下流側に入り込む道が無いので、横からしか見れません。
おまけにダム湖の周囲に高い木が生えまくっているのでビューポイントがほとんどありません。
ビューポイントを探して来た道を戻っていくと、先ほどの不良じいさんたちのバイクがやってきました。
よくあの工事現場を通ってきやんしたね。

境川ダムのベストショットをあきらめて次へ…。
362号を20kmほど北上すると、ダムカードのある長島ダムを含む5つのダムが点在する寸又峡がありますが、そんな方へ行ってると明るいうちに帰れなくなっちゃうので、国道473号を南下します。
すると、すぐにダムが現れました。
塩郷堰堤です。

驚くべき事に、車両の通行が可能です。
ダムライダーとしてはサイコーのシチュエーションですじゃ。
しかも、けっこうここを通る車がいます。
あ、ちなみにここはマップル上「塩郷ダム」と記載されていますが、正式名称は「塩郷堰堤」です。
高さが足りないのでダムとして認可されてませんのであしからず。

堰堤を渡ると県道77号が大井川鉄道と平行して走っています。
塩郷堰堤からちょっと南下すると、つり橋がありました。

怖ぇ～

その77号を南下していくと、今日最後のダムの登場！
笹間川ダムです。

ここもうれしい事に天提を通行可能です。
お言葉に甘えてVTRで渡り、そのままダム湖一周を決行！
途中別荘の分譲地があったりしますが、ほとんど車が通らないようで、砂利や落ち葉でムチャクチャ路面が汚れているし、ガードレールの無いような恐ろしいクネクネが続くので、なるべく山側を走行しました。

77号に戻って更に南下すると、道の駅「川根温泉」に到着。
温泉なのか？道の駅なのか？
今日は温泉セットを持ってきてないので入りませ～ん。
しまったな～。

そんなにお腹が空いてないので、ランチは「いも餅」だけにしました。

餅に多分長芋が練りこんであります。
ちょっとはんぺんにも似た食感でしたが、たいへんおいしゅうございました。

せっかくなので足湯だけ入っておきました。

けっこう熱くて、足が真っ赤になってたんだけど、…ちょっとわかりづらいにゃ。
じいさん二人と足湯に浸かっていると、汽車の警笛が聞こえてきました。
「しまった！！汽車を見損ねてしまったぞい。」
次が来るまでにどれくらい待たなければならないのかわからないので出発しませう。

駿遠橋で再び大井川を渡って国道473号を南下し、国道1号バイパスへ入ります。
473号をそのまま南下して相良牧之原ICから東名高速にのっかっちゃっても良かったけど、ちょっとだけ節約です。
1号はしばらくいいペースだったけど、ここでも渋滞が始まったので、道の駅「掛川」でとりあえず休憩。
犬を連れた巨乳のおね～ちゃんの大きく開いた胸元に見とれながらも、なんかおいしそうな食べ物はないかと散策をするも、これといって興味を引くものは無く、こんな石像を撮ってみたりして…。

下に降りて菊川ICか掛川ICから高速にのっちゃおうかな～とか思いつつも、再びちょい渋滞の1号バイパスへ無理矢理VTRを捩じ込み、給油ポイントを試行錯誤し始める。
掛川バイパスと袋井バイパスの間に下道区間があり、「掛川城ツーリング」の際に利用したSSにピットインをしようかとも考えたけど、まだちょっと早いので先日の「太田川ダムツーリング」で利用した三方原のSSにピットインすることに決め、袋井バイパスに入るとやはり大渋滞。
磐田バイパスに入ると急激にハイペースになりますが、天竜川を越えたところで下に降りて県道261号（姫街道）へ…。

袋井バイパスでの疲労を癒すため、ファミマで休憩し「チャーシューまん」で小腹を満たします。
国道152号を北上し、県道65号に入って三方原のSSで給油。
給油量は7.67L…、残り4.3Lあったので、なんとかうちまでたどり着ける量はありましたが、安全策です。

浜名湖西ICから東名高速にinすると、車の量は多いけどけっこう流れているので安心する。
反対側（東京・静岡方面）はそこそこ渋滞しているので、朝の名古屋方面の渋滞が夕方には逆向きになっているのだろうとたかをくくっていると、「豊川～豊田間渋滞2時間」とか表示されてるし…。
でも、そんな気配も無くかなりいいペースで流れているので豊川ICを通り過ぎ、赤塚PAで休憩しようなどと考えていると始まりました！
大渋滞が！！
今日の失敗その②です。
豊川ICで降りてしまえばよかった。
メーターの針が振れないくらいの徐行です。
時折、路肩や追い越し車線と走行車線の間をすり抜けていくバイクが通り過ぎていきます。
みんな、当たり前のようにやってるけど、それって違反行為でしょ？

なんとか赤塚PAにたどり着き、おしっこを済ませてしばし休憩。
小さなPAなんだけど、渋滞のせいもあってか四輪の方は駐車場も混雑しているので誘導員が二人も派遣されテキパキ仕切っておりました。
ご苦労さんでやんす。

みたび渋滞の中へ突入。
しばらくすると登坂車線が出現したので、これを利用して大量オーバーテイク。
そして、そのまま音羽蒲郡ICを出て国道1号へ。
しかし、そこも大渋滞

平行する東名高速を見ると車の流れはほぼ同じ。
どっちも地獄だな…。

本宿から、かなり遠回りにはなるけど思ったように走れるだろうルート・国道473号へ入ると、今度は道路工事で片側交互通行！？
そして、ものすごいものを見てしまいました。

工事区間の終わりに救急車が居て、その向こうに軽自動車…、そしてひっくり返って逆さまに倒立した状態のNSRが！！
何事！？
NSRの傍らにはうなだれる（泣いている？）おばあさん…。
おばあさんがNSRのライダーなわけないので、軽自動車の持ち主でしょう。
じゃあ、NSRの持ち主は？
…救急車の中か！！
えらいもん見ちまったぜ～