浜松エアフェスタ’23 【展示飛行編】

内容が多すぎたので【本編】は【展示飛行編】と【フェスタ編】に分割することにいたしました。
今回はメインとなる【展示飛行編】をお送りいたします。

09：00　T-4×6 ＆ T-400×3の編隊飛行がオープニングを飾りました。

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中央にT-400が三機、両翼にT-4が三機づつできれいなV字隊形を形成しています。

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ここ浜松基地はパイロットの教育・育成を主としているので、これら練習機が主体となっています。

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T-4が着陸態勢に入っていきます。

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次にT-400が着陸態勢に入っていきました。

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早朝は快晴だったのですが、オープニングはこのように雲が多めで、遠くで雷も鳴っているようだったのでちょっと心配しましたが、メインイベントに向かってしっかりと青空が広がっていきますのでご安心ください。

　
09：20　U-12SAとUH-60Jによる救難展示飛行


発煙筒による救助信号が上がると、上空を飛行するU-125Aが要救助者を発見するとUH-60Jへ連絡します。

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同時に捜索活動をしていたUH-60Jが連絡を受けて救助ポイントへと駆け付けます。

UH-60Jが要救助者を確認し、救助活動を開始します。

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その間もU-125Aは上空を旋回して状況を見守っています。

救助隊員は救命救急の訓練を受けているので、必要な救命救急処置を要救助者に施し、ヘリへと引き上げます。

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救助を確認するとU-125Aは基地へと帰投し、UH-60Jは処速やかに付近の病院もしくは基地へと移動します。

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09：40　E-767展示飛行
E-767がレドームを回転させながら飛行して行きました。

E-767は哨戒が任務の航空機で、上部にあるレドーム（回転する円盤の中にレーダーが入っています）が特徴です。
グッズや飲食のブースを散策してる時に飛行していたので、この写真しか撮って無いのでした。


10：05　F-15J展示飛行

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この機体は岐阜基地から出張してきてくれました。

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四半世紀前に各務原で仕事していた時には毎日のように聞いていたこの爆音に懐かしさを感じます。

速過ぎて望遠で捉えるのが難しい〜

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低速飛行をするというアナウンスがあったので遠くに居る機体にレンズを向けたら、案の定エアブレーキを開いていました。

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お気づきでしょうか？ F-15Jが展示飛行を始めたらきちゅ上空がどんどん晴れて行きましたよ。

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低速飛行だとここまで寄れる。

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とても50年も前に設計された機体とは思えない高軌道を誇ります。

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約15分の展示飛行を終えて岐阜基地へと帰って行ったのでした。

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10：30　F-2展示飛行

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こちらも岐阜基地から出張してきてくれました。

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F-2は米軍のF-16をベースとした日米共同開発機です。

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F15Jはノックダウン生産ですが、F-2はF-16とは似て非なる半国産機ってことで良いでしょうか？

装備品テスト用のこの機体のカラーリング好きです。

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岐阜基地は新型機や新装備などの研究開発が主目的の基地なので、実戦配備ではなく試験用機が存在するのですね。
今回岐阜基地から訪れたF-15JとF-2のパイロットは、そういう研究開発をするためのテストパイロットの方々だそうです。

F-2も速度が速い上、機体が小さいおかげでピンが合わなくて非常に困りました。

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ズームするとオートフォーカスが追っつかなくて何度もシャッターチャンスを逃してしまいました。

そして、翼を振って岐阜基地へと帰って行ったのでした。

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12：15　ブルーインパルス展示飛行

正にブルーインパルス日和

じっくりと儀式を終えて、いよいよテイクオフ！

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1番機から4番機まで順番に飛び立ちダイヤモンド隊形を形成していきます。

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5番機がテイクオフと同時にアクロバティックな飛行を披露していきます。

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6番機のテイクオフはピンがうまく合わず捉えきれなかったのが残念でした。

密集したデルタ隊形で戻ってきた1〜4番機が高速で通過していきます。

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①6番機を加えて縦に並んで進入　②ターンしながら隊形を変化させていきます。

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③④アロー隊形へと変化して大きくターンしていきます。


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『サンライズ』

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5番機が急旋回や急上昇といった極限飛行を披露します。

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1〜4番機が縦一列で進入し、デルタ隊形へと変化して急上昇。

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『チェンジ・オーバー・ループ』です。

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5番機と6番機が背中合わせで通過していきます。

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『レター8』

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1〜4番機がダイヤモンド隊形で進入し、①4番機だけが外れていきます。
②1〜3番機と4番機がそれぞれ円を描き、③先に円を描き終えた4番機が1〜3番機に追いつき、④再びダイヤモンド隊形となります。

『オポジット・コンティニュアス・ロース』

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左右から進入してきた5番機と6番機が正面衝突するかのように擦れ違います。

1番機と4番機が背面飛行のデルタ隊形で通過していきます。

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ホントは最終的に全機が背面飛行になる『4シップ・インバート』になる予定でしたが、天候（おそらく風）の影響により急遽変更されました。

5番機と6番機が大きなハートを描きます。

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4番機がハートを貫いて『キューピッド』の完成

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風でハートがだいぶ崩れちゃいましたが、見事に矢が射貫かれました。

1〜3番機による『ライン・ア・ブレスト・ロール』

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再び5番機による極限飛行

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1〜4・6番機による『ワイド・トゥ・デルタ・ループ』

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全機そろってデルタ隊形で進入。

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『デルタ・ロール』

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全機がデルタ隊形のまま背面飛行になって進入してきます。


タイミング難しい〜

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ここは連写するべきだった〜

5番機が縦の旋回を繰り返します。


『バーティカル・キューバン8』

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8の字を描くのですが、風で流れ行っちゃって「タコみた〜い」と女の子の声が…

1〜4・6番機による『サンライズ』

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からの〜

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『スター・クロス』

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『サクラ』と思ったらこっちでしたか〜って感じ。
小牧の時はこれやらなかったのでうれしかったけど、『サクラ』も見たかったなぁ〜

5番機、6番機が正面から来て…


クロス！

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5番機の極限飛行からの〜

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タイミング合わず

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5番機を追っかけながら6番機との交錯のタイミングを計ってたんだけど、合わなかったなぁ〜
ここも連写で撮るべきでした。

1〜4番機が横一列の体系からターンしつつ着陸態勢に入っていきます。

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最後に5番機6番機による『コークスクリュー』で〆

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この二機も着陸態勢へと入って行きました。

6機を出迎えます。

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お疲れさまでした〜

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今回も素晴らしい展示飛行をありがとう

次回は11/12の岐阜基地・航空祭でお会いしましょう！

タグ：E-767 UH-60J U-125A T-400 T-4 F-2 F-15J ブルーインパルス エアフェスタ 航空自衛隊 浜松基地