とことこお城探訪【足助城篇】 [VTR日記]
紅葉で有名な香嵐渓を素通りして足助城へとやってきました。
城というより砦です。
まるで黒沢明の世界です。
7人の侍が出てきそうじゃないですか?
お城は平城、平山城、山城という形式に大きく分類されます。
【平城(ひらじろ)】町の中心の平地に造られた縄張り。 松本城や名古屋城がこの形式です。
【平山城(ひらやまじろ)】町の中の小高い丘などに造られた縄張り。 犬山城や姫路城、先日訪れた岡崎城もこの形式です。
【山城(やまじろ)】山の上に造られた縄張り。戦国時代はこれが主流。 足助城はこの形式にあたります。
他に【水城(みずき)】海岸、湖岸、河口などに設営された「福岡の古代の防御施設」というのもあります。
事前に仕入れていた「足助中学の近く」という情報だけを頼りに県道420号線を走っていると、「足助城←1km」の看板を危うく見逃しそうになりつつ、急勾配の曲がりくねった道を登っていくと更に分岐。
この写真は帰りに撮ったものですが、左のカーブを登っていくと駐車場があります。
道のどんつきに木の門があり、そこが入り口なんですが、手前の凄い傾斜地のところに駐車場!!
↑カメラをほぼ水平にして撮ってますよ。 こんなところにバイクを停めるなんて無理!!って思ったら、管理所の脇に「オートバイ置き場」と書かれた傾斜のゆるい空間があったので一安心。
入場料は大人¥300なり。
木の門をくぐると城内へ突入です。
右へ大きく旋回するとTOPのように物見櫓が見えてきます。
足助城の建物や柵は全て復元ものです。
16年位前に城址に建てられたものですが、パンフレットの写真では真新しい黄金色の木目だったものが現在はいい感じに風化して古めかしさを演出しています。
順路に従って南の丸下側の通路(というか山道なんですけど)を若干下ってから登っていくと、
西の丸という広場に出ます。
ここからは香嵐渓方向の街並みが見渡せます。西の丸に建てられた物見櫓は登れません。
西の丸からは北の丸と南の丸への通路がありますが、北の丸への通路は閉ざされていたので南の丸へと向かいます。
南の丸には「厨(みくりや)」といういわゆる台所の建物が二棟あります。
中はこんな感じ。
南の丸の中央の物見櫓がTOP写真に見えていたものです。
左の木の柵が本丸への通路なので、まず中央の階段で物見櫓の土台に登ってから本丸へと向かいます。
若干入り組んだ通路を通ってやっと本丸到着。
高櫓と呼ばれる建物は、いわゆる天守閣とは少々趣が違います。無粋な鉄塔が見切れちゃってますが、ご勘弁。
高櫓の中に入ると、
靴を脱いで上がってね
厠(かわや)は使えません。ただの飾りです。城内にトイレは無いので、入り口の管理所で済ませておきましょう。
ここに殿様が座っていたのかな~?
二階は畳敷きです。なんか普通に住めそうな感じ。
西の窓からは足助の街並みを見下ろせます。
北と東はほぼ森ばかり…。 ちなみに南の窓からは南の丸から管理所までが見えます。
階段を登る時には気付かなかったけど、壁に火縄銃が三丁!
少々わかりづらい通路を通って北の丸に出ると、こんな険しい森の中を進軍してくることはないだろうな~と考えつつ出口へと向かいます。
結構な傾斜でやけに歩きにくい道を振り返ると、こんなに曲がりくねっています。
汗だくになって管理所に戻ってきて写真をチェックしていたら、受付のおじさんが「良い写真撮れましたか?良い感じの風合いになってたでしょう?」と話しかけてきました。
確かに外見は結構古びた感じになってきましたが、建物の中はまだまだ新しい色合いだし、使い込まれた感が全く無いので、ここはいっちょ映画のセット作りの達人に細工をしてもらってはいかがでしょうか?
ふと横を見ると不思議な岩が…
ハイキングコースの入り口に突き出ています。
ハイキングコースは800m強ですが、かなりの山道なので相当しんどそうっちゅうことでパスです。
小さな神社もありますよ。駐車場の写真はここから撮ったものです。
かなり汗をかいたので、帰り道はその汗が冷えてめちゃくちゃ寒くて風邪引きそうでした。
おまけにかなりの距離を救急車に通せんぼされて凄いストレスだったし
昼飯のことをすっかり忘れてましたが、どの道山の中でお店も無いので岡崎まで戻ってきてしまい、うちから程近い吉牛に行くためにめったに通らない抜け道に入ったところ、大岡越前の陣屋に出くわしました。
中学の頃にはちょいちょい通った事のある道ですが、こんなのあったっけ?って感じです。
【業務連絡】
11/7(土)に2号XTさよならツーリングで小里川ダムへ行く予定です。小原の四季桜に寄り道するので、到着はお昼頃になると思いますが、まだ何も予定が無ければkeiさんも来ませんか?
城というより砦です。
まるで黒沢明の世界です。
7人の侍が出てきそうじゃないですか?
お城は平城、平山城、山城という形式に大きく分類されます。
【平城(ひらじろ)】町の中心の平地に造られた縄張り。 松本城や名古屋城がこの形式です。
【平山城(ひらやまじろ)】町の中の小高い丘などに造られた縄張り。 犬山城や姫路城、先日訪れた岡崎城もこの形式です。
【山城(やまじろ)】山の上に造られた縄張り。戦国時代はこれが主流。 足助城はこの形式にあたります。
他に【水城(みずき)】海岸、湖岸、河口などに設営された「福岡の古代の防御施設」というのもあります。
事前に仕入れていた「足助中学の近く」という情報だけを頼りに県道420号線を走っていると、「足助城←1km」の看板を危うく見逃しそうになりつつ、急勾配の曲がりくねった道を登っていくと更に分岐。
この写真は帰りに撮ったものですが、左のカーブを登っていくと駐車場があります。
道のどんつきに木の門があり、そこが入り口なんですが、手前の凄い傾斜地のところに駐車場!!
↑カメラをほぼ水平にして撮ってますよ。 こんなところにバイクを停めるなんて無理!!って思ったら、管理所の脇に「オートバイ置き場」と書かれた傾斜のゆるい空間があったので一安心。
入場料は大人¥300なり。
木の門をくぐると城内へ突入です。
右へ大きく旋回するとTOPのように物見櫓が見えてきます。
足助城の建物や柵は全て復元ものです。
16年位前に城址に建てられたものですが、パンフレットの写真では真新しい黄金色の木目だったものが現在はいい感じに風化して古めかしさを演出しています。
順路に従って南の丸下側の通路(というか山道なんですけど)を若干下ってから登っていくと、
西の丸という広場に出ます。
ここからは香嵐渓方向の街並みが見渡せます。西の丸に建てられた物見櫓は登れません。
西の丸からは北の丸と南の丸への通路がありますが、北の丸への通路は閉ざされていたので南の丸へと向かいます。
南の丸には「厨(みくりや)」といういわゆる台所の建物が二棟あります。
中はこんな感じ。
南の丸の中央の物見櫓がTOP写真に見えていたものです。
左の木の柵が本丸への通路なので、まず中央の階段で物見櫓の土台に登ってから本丸へと向かいます。
若干入り組んだ通路を通ってやっと本丸到着。
高櫓と呼ばれる建物は、いわゆる天守閣とは少々趣が違います。無粋な鉄塔が見切れちゃってますが、ご勘弁。
高櫓の中に入ると、
靴を脱いで上がってね
厠(かわや)は使えません。ただの飾りです。城内にトイレは無いので、入り口の管理所で済ませておきましょう。
ここに殿様が座っていたのかな~?
二階は畳敷きです。なんか普通に住めそうな感じ。
西の窓からは足助の街並みを見下ろせます。
北と東はほぼ森ばかり…。 ちなみに南の窓からは南の丸から管理所までが見えます。
階段を登る時には気付かなかったけど、壁に火縄銃が三丁!
少々わかりづらい通路を通って北の丸に出ると、こんな険しい森の中を進軍してくることはないだろうな~と考えつつ出口へと向かいます。
結構な傾斜でやけに歩きにくい道を振り返ると、こんなに曲がりくねっています。
汗だくになって管理所に戻ってきて写真をチェックしていたら、受付のおじさんが「良い写真撮れましたか?良い感じの風合いになってたでしょう?」と話しかけてきました。
確かに外見は結構古びた感じになってきましたが、建物の中はまだまだ新しい色合いだし、使い込まれた感が全く無いので、ここはいっちょ映画のセット作りの達人に細工をしてもらってはいかがでしょうか?
ふと横を見ると不思議な岩が…
ハイキングコースの入り口に突き出ています。
ハイキングコースは800m強ですが、かなりの山道なので相当しんどそうっちゅうことでパスです。
小さな神社もありますよ。駐車場の写真はここから撮ったものです。
かなり汗をかいたので、帰り道はその汗が冷えてめちゃくちゃ寒くて風邪引きそうでした。
おまけにかなりの距離を救急車に通せんぼされて凄いストレスだったし
昼飯のことをすっかり忘れてましたが、どの道山の中でお店も無いので岡崎まで戻ってきてしまい、うちから程近い吉牛に行くためにめったに通らない抜け道に入ったところ、大岡越前の陣屋に出くわしました。
中学の頃にはちょいちょい通った事のある道ですが、こんなのあったっけ?って感じです。
【業務連絡】
11/7(土)に2号XTさよならツーリングで小里川ダムへ行く予定です。小原の四季桜に寄り道するので、到着はお昼頃になると思いますが、まだ何も予定が無ければkeiさんも来ませんか?
おはようございます。
この近くは良く通るのですが・・・・
ここは未体験ですね。
by BPノスタルジックカーショー (2009-11-05 06:59)
おっしゃるとおり、城というより砦ですね。
愛知方面はお城や武家屋敷?も沢山あるですね。
by yosi (2009-11-05 12:39)
足助城は香嵐渓からちょっと外れた山の中にあるので、どこにあるのかわかりづらいと思います。探検気分で訪れてみてはいかがでしょう? >BPノスタルジックカーショーさん
尾張の織田、三河の徳川と戦国時代の覇権争いの中心的な地域なので、こういったものが多いのかもしれませんね。 >yosiさん
by よっすぃ〜と (2009-11-05 17:35)
よっすぃ~とさん、こんばんは。
バイクの駐車って気を使いますよね。VTRのサイドスタンドって角度が浅いようね^^;
あの大きな岩が気になります。なんの看板もないとは(笑)
by oasis (2009-11-05 19:20)
傾斜地や足場のゆるいところは恐る恐るですね。モンスター乗りの友人はゆるい地面に対応するように木の板を持ち歩いてましたよ。 >oasisさん
by よっすぃ〜と (2009-11-06 15:06)