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数学で戦争は止められるのか!? [映画談義]

8/15(木) [台風]

超久しぶりに映画館で映画を観ました。
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夏休み中に観ておきたいな~とは思っていましたが、台風でツーリングに行けないので良い機会でした。

戦闘シーンは冒頭の数分のみですが、戦争映画ではないのでそれでOK
むしろ戦闘シーンなんて無くてもイイくらいなのだけど、重要な意味を内包しているシーンでもあります。

中盤は『下町ロケット』とか『半沢直樹』のような日曜夜9時TBSドラマ感が漂っていましたが、クライマックスのどんでん返しに次ぐどんでん返しがスゲ~おもしろかった~[ぴかぴか(新しい)]
あの時の彼のあの表情はココの伏線だったのか~!?とか、あの人とこの人がそうなっちゃうのか~!!って感じで、ワクドキが一気に高まります。

また、数学で「巨大戦艦建造を阻止する=戦争を回避する」という思いで突き進む主人公の櫂少佐(菅田将暉)の物語ですが、歴史が示すように世界最大最強の浮沈戦艦『大和』は建造されるわけで、その建造の真の意味についても語られるので、「大和」の存在意義とか「大和」に対する見方とかが変わってくると思います。

あと、櫂少佐は戦争反対派で軍隊が嫌いな人なのに、戦艦「長門(ながと)」を見た時に「美しい!」と言ってしまうあたりにシンパシーを強く感じました。
僕も戦争や軍隊は嫌いだけど、戦艦、戦車、戦闘機および銃火器に美しさを感じてしまいますから。
もしかしたら数学が得意な人(僕も数学だけは学年上位に居ました)は、その物の用途・機能のことは無視をして、純粋に”形状”の美しさを感じられるのではないか?って思ったりして…。
そういう感情移入みたいなものもあってか、ラストシーンで涙しながら「大和」を見送る櫂少佐にシンクロして僕も涙が溢れてきちゃって、「映画館を出るまでに涙を止めなくてわ!」との思いでエンドロールを見送ったのでした。


期待通り…いや、期待以上のイイ映画でした。※あくまで個人の感想です。
ブルーレイ出たら即買い決定です[かわいい]

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